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書籍の詳細
ものづくり魂

ものづくり魂

著者:井深 大 /
訳者:柳下要司郎

定価:2,090円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-9661-3 C0030
四六判上製 本文279ページ
2005年9月30日初版発行
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この原点を忘れた企業は滅びる

『わが友 本田宗一郎』(ごま書房)という井深氏の著書に、『井深 大・盛田昭夫 日本人への遺産』(KKロングセラーズ)という著書を併せ、さらに今回見つかった新原稿(井深氏と盛田氏の対談)と、編者が直接かかわった井深氏との興味深いエピソードを加えながら再編集しました。
井深大、その盟友・本田宗一郎、その相棒・盛田昭夫という日本の「ものづくり」を象徴する三巨星をそろい踏みさせることによって、日本の会社が元気になるための「熱」と「知恵」と「志」を伝えます。
製造業にかかわる人はもとより、すべての経営者とビジネスマンに多くの示唆を提示しています!

◎「こういうものをつくりたい」という目標を先に立ててしまう
◎専門の技術書を読まなくても、ものはつくれる
◎何もわかっていなかったからできた“オートバイ革命”
◎過去の体験や数字より、直感のほうが頼りになる
◎新しい技術は、へそ曲がりから生まれる
◎たたかれたからこそ、意欲を燃やして成功した
◎「日本人には独創性がない」なんて大ウソ
◎企業同士の競争なしに、技術レベルの向上はない
◎ものづくりから生まれた自信は本物
◎創意工夫をしない仕事ほど、つまらないものはない
◎「試す」が欠けている、いまの教育
◎“いたずら”ができるというのも、たいせつな能力
◎安くていい商品をつくるのが、技術者の責任
◎多くの人を幸せにするものをつくることが第一    ほか

著者紹介

1908年、栃木県に生まれる。早稲田大学理工学部卒業。46年、ソニーの前身である東京通信工業を創立、50年、同社社長に就任、世界のソニーを育てあげる。68年、財団法人 幼児開発協会を設立し、理事長に就任、幼児教育に情熱を注ぐ。ソニー名誉会長を経てソニーファウンダー。89年、文化功労者。文化勲章、勲一等旭日大綬章受章。著書に『幼稚園では遅すぎる』『0歳からの母親作戦』(ともに新装版・サンマーク出版)、『あと半分の教育』(ごま書房)などがある。97年没。

訳者紹介

1941年、長野県飯田市出身。県立飯田高校、京都大学文学部卒。光文社にて多湖輝『頭の体操』他を担当。71年以来、ごま書房にて井深大『幼稚園では遅すぎる』、池波正太郎『男の作法』、邱永漢『株入門』ほか数多くのベストセラーを手掛ける。現在はフリーのジャーナリスト・編集者として各社の出版企画に参画。雑誌への執筆も行なっている。著書に『鬼教頭の目にも涙』(ごま書房)、『老舗の教科書』(大和書房)がある。

担当編集者より一言

日本のお家芸だった「ものづくり」がいま、外国からの攻勢に喘いでいる。世界に冠たる日本の製造業はどうしたのか・・・。そんな声が聞こえるいまだからこそ、戦後製造業の原点ともいえるソニー創業者・井深大と、その盟友・本田技研創業者の本田宗一郎、井深の相棒・盛田昭夫の三巨星からもっと学びたい。もう一度、日本の「ものづくり魂」とは何かを根本から問い返したい――そんな思いで本書は企画されました。日本を代表するこの三人が発した言葉だけを見ても、その偉大さと本物のみがもつオーラがビンビン伝わってきて、思わず胸が熱くなってきます。みなさんもぜひ「感じて」ください。
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