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書籍の詳細

新編「男の作法」

著者:池波 正太郎 /
編者:柳下要司郎

定価:1,870円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-9585-2 C0095
四六判上製 本文256ページ
2004年5月25日初版発行
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●男をみがくとは、どういうことか●

自分を見つめなおすきっかけを与えてくれる伝説的名著『男の作法』を、池波フリークの編者が全面的に再編集した、新編・作品対照版です。数ある池波氏の小説やエッセイの中から、本書の教えに通ずるさまざまな場面やセリフを選りすぐり、本編と併せて収録してあります。氏の味わい深い言葉の数々が、作品中の人物や出来事や風物と呼応し、ますます生き生きと輝いてあなたに迫ってくることでしょう。

(本書もくじより)
1)「食べる」・・・店構えの見方から鮨・そばの食べ方まで
2)「住む」・・・家の建て方から男をみがく暮らし方まで
3)「装う」・・・靴・ネクタイの選び方から男の顔のつくり方まで
4)「つき合う」・・・約束の仕方から男を上げる女とのつき合い方まで
5)「生きる」・・・仕事の仕方から理想の死に方まで


著者紹介

1932年、東京・浅草に生まれる。戦前は証券会社で働き、戦後、都庁に勤めるかたわら新聞社の懸賞戯曲に応募、2年続けて入選し、これを機に劇作家になる。やがて小説に身を転じ、60年『錯乱』(春陽文庫)により第43回直木賞受賞。『鬼平犯科帳』(文春文庫)『仕掛人・藤枝梅安』(講談社文庫)『剣客商売』(新潮文庫)などのシリーズにより時代小説に新分野を拓き、77年第11回吉川英治文学賞を受賞。90年病没。食通としても知られ、作品の随所で料理についての蘊蓄が傾けられるほか、『食卓の情景』(新潮文庫)など幅広いファン層を持つエッセイも多い。また水彩画・映画鑑賞も素人の域を脱し、味のある自筆挿絵が添えられたエッセイや、『池波正太郎の映画教室』(ごま書房)などがある。


担当編集者より一言

こだわりのない生き方なんてつまらない。命の尽きるその日まで、自分という人間を掘り続けていきたい・・・そんな思いにさせてくれるエッセイです。池波ファンはもとより、池波作品を読んだことのない人への入門書としても最適!あっ、それから、意外にも女性の読者もけっこういてくださるんですよ。巷には作法のなってない男があふれていますもんね(反省)。

読者さまの声

親父はこんなことちっとも教えてくれなかったなァ…などと、先日逝った父を思い出しつつ、2人の息子にはしっかり教えてやらねば、と決意した次第。(宮崎県・男・61歳)

大好きな池波正太郎先生のエッセイですが、そのモットー、一言に武士道を感じることが多く、最近廃れてしまった日本古来の“男”というものを感じることができた。(大阪府・会社員・男・31歳)

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