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書籍の詳細

お母さんにしてもらったことは何ですか?

著者:大山真弘

定価:1,650円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3230-7 C0030
四六判上製 本文174ページ
2012年12月25日初版発行
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私はほんとうに愛されていた!

あなたがお母さんに「してもらったこと」は何ですか? こう聞かれたら、どう答えますか。当たり前すぎて考えたこともないという人や、改めて思い浮かべるとその多さに驚くという人もいるかもしれません。本書は、「3つの問いかけ」をもとに、お母さんをはじめとする身近な人に思いを馳せ、自分という人間と心の対話をしながら、明日への活力を得るという内観療法を紹介します。実際にこの「3つの問いかけ」によって人生をよりよく生きるヒントをつかんだ人のエピソードの数々は、読む人の胸に深く入り込んできます。その「3つの問いかけ」とは、以下の通り。さあ、あなたはどう答えますか?
1)お母さんに「してもらったこと」は何ですか?
2)お母さんに「お返ししたこと」は何ですか?
3)お母さんに「迷惑をかけたこと」は何ですか?

目次より

プロローグ
  私たちはみな、お母さんのおかげで生まれてきました。
  そして毎日、たくさんのことをしてもらいました。
  それらをすべて合わせると、いったいどれくらいの量になるでしょう。
第一部 生んでくれてありがとう
  もしもお母さんがいなかったら。
  その可能性さえ考えてみたことがない自分。
  毎日お母さんがいるという状態に甘え、
  これまでなんという言葉を浴びせてきたのでしょう。
第二部 お母さんの真っ黒なおにぎり
  あの日あのときの、お母さんの気持ち。
  考えたことがありますか。
  きっといまならわかるはずです。
  そこに思いが至ったとき、大きな気づきが生まれます。
第三部 「ありがとう」の反対語
  いつでもどんな私でも、お母さんは受け入れてくれた。
  見返りのひとつも求めないで、当たり前のように何でもしてくれた。
  でもはたしてそれは、本当に当たり前のことでしょうか。
エピローグ
  これほどご恩をいただいたのに、
  自分はどんなお返しをしてきただろう。
  いまからでもできることがきっとある。

著者紹介

1948年、鹿児島県生まれ。真言律宗僧侶。熊本県玉名市の蓮華院誕生寺に奉職。蓮華院誕生寺内観研修所所長として活躍中。日本内観学会評議員、九州内観懇話会事務局長、熊本内観懇話会会長も務める。鹿児島ラ・サール高校、早稲田大学政治経済学部卒業。伊藤忠商事、富士ゼロックスに勤務するなか、内観創始者・吉本伊信氏に出会い、人生の転機を迎える。87年、真言宗僧侶を育成する高野山専修学院で真言宗阿闍梨を授かり卒業、現職に就く。設立25年目を迎える蓮華院誕生寺内観研修所では、毎月1~2回の内観研修を行っており、体験者は現在約2000人にのぼる。英語による内観も行っており、外国人内観体験者(米国、韓国、ヨーロッパ)もいる。また、大学など外部での内観指導や講演も積極的に行う。日本や世界の人々に内観を体験してもらい、幸せな人生を送る手助けをすることを使命としている。蓮華院誕生寺ホームページで『幸福ニュース』と題して無料のメールマガジンを配信。にこにこ和尚名でブログも執筆。メールを利用する「Eメール内観」も受け付けている。

担当編集者より一言

この3つの質問、実際に私も体験してきたのですが、進むにつれて何ともいえぬ罪悪感に襲われます。「あのとき、ああすればよかった」「あんなにひどい言葉を投げつけてしまった」「こんなにしてもらったのに、何もお返しができていない」……でもそれは「健康な罪悪感」なのだと大山先生は言います。大切なのは、そこから何を考え、いまこの瞬間からどう生きていくか――。今度母に会ったら、優しくできそうな気がします。

読者さまの声

ありきたりですが、とても感動しました。随所で涙しながら一気に読んでしまいました。母と険悪なわけでもなく、大好きなのに、身内ゆえつい厳しくなってしまう自分を反省。年老いてきた母に優しくしてあげようという気持ちが生じました。また、私自身も母親なので、子供達に接するときの「無償の愛」を極めたいと思いました。(埼玉県・主婦・47歳)

いつも近くにいるので時々うっとうしくなる母。しかし、不登校やうつ、リストカットとさまざまな悪態をついてきた私をずっと支えてくれた母でもあります。あらためて感謝するきっかけになりました。(埼玉県・自営業・女性・23歳)

心の底の底をみつめて、自分自身を知ることで、感謝の心がわく。(佐賀県・主婦・83歳)

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