サンマーク出版

書名 記憶する技術
著者情報 著者: 伊藤 真
定価 1430円 (10%税込)
ISBN 978-4-7631-3196-6 C0030
体裁 四六判並製 本文173ページ
初版発行日 2012年3月30日
内容のご紹介

司法試験界の「カリスマ塾長」が伝授する、
「記憶」を自由自在にコントロールする方法。

記憶力は、一生、鍛えることができる。司法試験界の「カリスマ塾長」として知られる、「伊藤塾」塾長の伊藤真氏は、こう断言する。日本で最難関の試験といわれる司法試験に合格するためには、膨大な量の事柄を覚え、それを使いこなすことができなければならない。60歳を過ぎてから勉強を始めて、合格する人もいる。その人たちは特別なのかといえば、そんなことはない。「記憶する技術」をもっているかどうかである。それはたとえば、記憶を効果的に定着させたり呼び覚ましたりするためのコツや、記憶する対象に関心をもつといった意識のことである。本書では、これまで多くの塾生を指導してきた中で培われた、また著者自身が実践してきた、「記憶」を自由自在にコントロールする方法を伝授する。

目次より

・60歳を過ぎても司法試験に合格できる理由
・記憶量の増え方は「足し算」ではなく「かけ算」
・毎年300人、15年分の塾生の顔を覚えられるわけ
・復習のゴールデンタイムは「1時間以内」と「寝る前の5分」
・なぜ、色鉛筆を使ったほうが覚えやすいのか?
・B6カードを使う「論点ブロック法」という記憶法
・受かる人のカンニングペーパー、落ちる人のカンニングペーパー
・全盲の受験生が教えてくれた「耳の記憶力」の鍛え方
・「一日をふり返る訓練」をしよう
・マイナスの記憶をプラスに変換する方法
著者紹介
伊藤 真(いとう・まこと)
1958年、東京生まれ。伊藤塾塾長。81年、東京大学在学中に司法試験合格。その後、受験指導を始めたところ、たちまち人気講師となり、95年、「伊藤真の司法試験塾(現、伊藤塾)」を開設する。「伊藤メソッド」と呼ばれる革新的な勉強法を導入し、司法試験短期合格者の輩出数全国トップクラスの実績を不動のものとする。「合格後を考える」という独自の指導理念が評判を呼び、「カリスマ塾長」としてその名を知られている。現在、弁護士として、「1人1票」の実現のために奮闘中。『夢をかなえる勉強法』『夢をかなえる時間術』『伊藤真の兵法』(小社)、『伊藤真試験対策講座(全15巻)』(弘文堂)、『中高生のための憲法教室』(岩波書店)、『憲法の力』(集英社)、『続ける力』(幻冬舎)など著書多数。