編集者を長年やっていますと、
“驚きの再会”がたびたびあります。
編集者になって数年がたった頃、
“ちょっと面白い霊能者”と会う予定があるということで
お世話になっていたライターさんの紹介で食事会をすることに。
そこでお会いしたのは、20代の青年。
前世を見てもらったり、その時手掛けていた本について語ったりと、
楽しい時間を過ごしました。
雑談の中でその彼は、
「都内に引っ越したいけど、木が多いところに住みたいな」
と言っていたことがとても印象的でした。
その後、なんとなく気にはなっていて
一度連絡をとって出版イベントに来ていただいたこともありました。
ですが、転職したこともあり彼のアドレスも名刺も紛失。
でも、木が多い住宅地に行くたびに、
「ああ、この場所を紹介すればよかったな」
「あの青年は木の多いところに住めたかな」
と、もう名前も顔も覚えていない彼が
木の多いところで生活しているのを
密かに祈る日々でした。
もう、二度と会うことはないだろうな……と思いながら。
しかし、その後まさかの再会を果たすことになったのです。
昨年、「ＵＦＯや宇宙人を呼ぶことで、現実世界を変える」という
8年越しのアイデアを動かそうと決意。
我ながら突飛だと感じるこの企画をリアルに書いていただけるのは
限られた人しかいないと考えているときに、
ある著者に行き当たりました。
その著者にアポイントが取れ、
とても緊張しながらオフィスを訪問しました。
「はじめまして」と挨拶すると
「14年ぶりですね」と。
その著者とは、「吉濱ツトム」さん。
いまや、ベストセラーのスピリチュアル本も執筆し、
大人気YouTuberでもある、
もっとも影響力のあるスピリチュアルリーダーのお一人。
あの青年は、吉濱さんだったのです。
IQ160の脅威の記憶力で
覚えていてくださったのでした。
その後、再会を喜びあい、執筆もご快諾いただきました。
今年の5月、現在5刷と好評の
『２０４０年の幸せな未来を先取りする ＵＦＯを呼ぶ本』
の出版となったのです。
この本で、「リアルにＵＦＯを呼べた」
「人生が変わった」というご報告もいただいています。
きっとＵＦＯや見えない存在が
もっとも適切なときに、よい本ができるように
再会の機会を作ってくれたのかなと感じています。
……ちなみに、そのとき執筆依頼のため訪問したオフィスは
けっして木が多いとは言えないエリア（いまは転居されています）。
私の祈りは通じていませんでした（笑）。
