読むと心が熱くなる
『男はつらいよ』のように日本各地を巡ってヒロインと出会いあれやこれやが起きて、『金田一耕助』シリーズのように喪失感を抱えた主人公が事件を解決する物語を映像化したい。
こんな話を著者の眞邊さんから頂戴し、本作のパイロット原稿を拝読したのは去年の秋のこと。
小説を読む習慣のない私には、どうすれば映像化に辿り着くほどのフィクションに近づけられるか考えることは、まさに暗闇の中でジャンプし続けるようなものでした。
そうして重ねた思考の数々が端々に見られる、働く人へのエールのような物語になったと思います。
ぜひ、ご一読頂ければ幸いです!