壮絶で過酷な半生を歩んできた著者の岡田氏はいったい、どうやっていまの「幸せ」に至ったのか? 
若者たちからそれをよく尋ねられるというが、
いつも元気で柔らかくて温かいほほえみをたたえる氏の顔を見れば、それは当然な疑問だ。
氏のもとには、子どもから大人まで日々多様な相談が寄せられる。
なかでも劣等感の強さと、自己肯定感の低さから「いつ死んでもいいや」と思いながら生きている若者が多いという。
「どうせ負け組なんだし……」と。そんな彼らに共通する思いが以下の4つだという。
1)自分は誰からも愛されていない。
2)誰も信じることができない。
3)誰も自分の気持ちをわかってくれない。
4)自分なんか生きてる意味がない(自分なんかいないほうがいい)。
多くの情報や本があふれているのに、一向に減ることのない「心の問題」。
本当は居場所も癒しも自分の中にあって、自分次第でいくらでも幸せになれるし、自分次第でいくらでも人生を変えていける。
それを誰よりも強く伝えられるのは、岡田氏をおいてほかにないと確信しながら、そして私自身のなかの『小さな自分』と向き合いながら編集に取り組みました。
978-4-7631-3716-6

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