「マスクをするようになって、なんだか顔の下半分が下がった気がする」という、鏡の中の自分への危機感が、この本づくりのきっかけになりました。
一般的な筋肉は、その起点と終点が骨ですが、表情筋は、終点が「皮膚」であるものが多いということ。
その微細さゆえに豊かな表情が生み出される一方で、表情筋が使われないとたるみが起きやすい理屈を知り、ふむふむ納得。
「自重以外での表情筋のトレーニングは基本的にはNG」という先生の言葉に、巷にある顔トレの用具も、自分に合うのかきちんと精査しないと、かえってシワやたるみをつくって危険なのだと知りました。
私も40を過ぎ、いよいよたるみが現実のものとなった今、若かりし頃の自分の行動(化粧したまま寝る、ゴシゴシメイクを落とす)への後悔に意識を奪われがちですが、今、ここから鍛えられるのは、からだの大きな筋肉も、小さく繊細な表情筋も同じ! 
マスクしたままできる顔面整頓を実践している今、マスクとおさらばできるその喜ばしい日、周囲の目が楽しみでなりません(と、自分にプレッシャーをかけてます)。
978-4-7631-3861-3

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