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書籍の詳細
アヒルだってば! ウサギでしょ!

アヒルだってば! ウサギでしょ!

著者:エイミー・クローズ・ローゼンタール /
著者:トム・リヒテンヘルド /
訳者:今江祥智

定価:1,540円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-9961-4 C0776
A4変型判上製 本文32ページ
2010年5月10日初版発行
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あなたには、どっちに見える!?
全米で大人気のゆかいな「だまし絵」絵本。

見ようとすればするほどアヒルにもウサギにも見えてくる、有名なだまし絵をモチーフにしたユニーク絵本。「アヒルだってばァ!」「いンや、ウサギでしょ!」――主人公達がお互いの主張を通そうと必死になって言い合いますが、なかなか決着がつきません。そのうちに問題の生き物は驚いて逃げてしまい……。「同じものを見ていても、見え方は人によってそれぞれ」という、ついつい忘れてしまいがちな大事なことを思い出させてくれる傑作。まるで漫才のような掛け合いと、とぼけたかわいらしい絵、そして今江祥智先生によるユーモアたっぷりの言い回しが、一度読んだら忘れられなくなります。

著者紹介

作家として、子ども向けから大人向けまで幅広い本を執筆する。主な児童書作品に『まめぼうやのリトル・ピー』(コンセル)、『Little Hoot』、『Little Oink』など。また、伝記『Encyclopedia of an Ordinary Life』や、自らの著作をもとにした短編映画なども手がける。

著者紹介

学校を卒業後、看板屋、舞台芸術家、印刷工、広告アートディレクターなどを経て、現在、作家とイラストレーターの二足のわらじをはく。最近夢中になっているのは、自分で物語を考え、それに合わせた絵を描くこと。

訳者紹介

1932年大阪生まれ。童話作家。教師・編集者を経た後、執筆活動に専念。絵本・童話・小説・評論・エッセイ・翻訳などさまざまな分野で活躍する。1974年に『ぼんぼん』(理論社)で日本児童文学者協会賞を受賞したほか、野間児童文芸賞、路傍の石文学賞、小学館児童出版文化賞などを受賞。主な作品に、絵本『でんでんだいこいのち』(童心社)、童話集『物語100』(理論社)、翻訳絵本『ぼちぼちいこか』(偕成社)などがある。

担当編集者より一言

結局、アヒルなのか、ウサギなのか。原書のカバーに初めて目を奪われ、その後担当編集者として幾度となくこの不思議な生き物を目にしてきましたが、残念ながら僕には未だにどっちなのかよくわかりません。「やっぱり……ウサギやんか!」たまにそんなふうに思う瞬間もあるのですが、その直後にはウサギじゃなく見えてきてしまうところがなんともニクい。そこで、ひとつだけお願いがあります。この本を読んでいて、隣にいる人と意見が分かれても、どうかケンカはしないでくださいね。お互いに相手の気持ちを想像して納得できた時――その時には、きっと答えが見つかるはずです。
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