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「父親」という生きものは、どうしてこれほど、哀しいのだろう?
白血病の子どもをもつ父親の、せつないまでの愛の物語。親であり、子であるすべての人に贈ります。
【発売前から大反響!】
ゲラ本を作成し、書店、マスコミ関係者に読んでいただきましたところ、涙、涙、そして絶賛の嵐!韓国では「読み終わるまで学校にいきたくない」と親を困らせた高校生もいたほどで、この作品はテレビドラマ化・舞台化され、”カシコギ・シンドローム”と呼ばれる社会現象を巻き起こしました。
【本書のあらすじ】
白血病で入院中の息子、タウムを必死で看病する詩人のチョン。彼は幼い時、母親は出奔、その後父親から心中を持ちかけられるという悲惨な過去をもつ。
それだけに家庭と息子への思いは強かったが、妻は現実に目覚め、自らの望みをかなえるために大学の恩師のもとに走り、フランスに発ってしまう。
世間とうまく折り合えず、不況で仕事も失い、それでもひとり、息子のために必死に尽くすチョン。終わりのない過酷な闘病のなかで、タウムは言う。
「パパ、あとどのくらい苦しめば死ねるの。こんなに苦しんだんだから、もう死んでもいいじゃない」
だが、奇跡的にタウムに適合する骨髄ドナーが見つかった。絶望に沈む父と子に一筋の光が差す。しかし……
著者紹介
訳者紹介
著者インタビュー
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読者さまの声
ただ無条件に愛する息子への父親の思い・愛情のすべてが心に響いた。自分もそんな親になれるか、「なりたい」と思った。久しぶりに一生心に残る良い本に出合えた。(沖縄県・会社員・女・34歳)
親子の深い愛をこんなにも悲しく、切なく綴った文章に涙なくしては読めませんでした。改めて韓国の文化の高尚さを知り、益々韓国を勉強したくなりました。(東京都・主婦・70歳)
カシコギの意味もわからず購入し読み始めた私でした。今の不安定な人間関係の中、一人でも多くの人がこの本の存在を知って読んでくれたらと思います。(長野県・主婦・63歳)
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