(文庫)0歳からの母親作戦〈子どもの心と能力は0歳で決まる〉
書名 | (文庫)0歳からの母親作戦〈子どもの心と能力は0歳で決まる〉 |
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著者情報 | 著者: 井深 大 |
定価 | 524円 (10%税込) |
ISBN | 978-4-7631-8124-4 C0137 |
体裁 | 文庫判 本文230ページ |
初版発行日 | 2000年11月1日 |
内容のご紹介 | |
世界のソニーを築きあげた希代の経営者・井深大が、晩年にわたるまで情熱を傾けつづけた幼児教育の到達点がここにあります。
◎3歳からでも遅すぎる! 「子どもには潜在能力があって、それを引き出すのが教育といわれてきました。しかし、そうだとすると、人間の能力は、そのすでに潜在するものの発掘の可能性でしかとらえられないことになり、人によって埋蔵量の大小があれば、終生その限界に縛られることになります。どんな子どもも、0歳からの育て方しだいで、驚くほどの能力を発揮するという実例をいやというほど見てきている私にとって、これはとうてい承服できない考え方です。」―――本書あとがきより抜粋「人間の能力とは、ゼロから開発されていくもの」とする氏の実践的な子育てアドバイスは、わたしたちに大いなる勇気と希望をあたえてくれます。本書ではとくに母親の役割に焦点をあて、0歳教育の重要性を熱く説いています。 目次より
●子どもの教育は、生まれた「その瞬間」に始まっている
●3歳までは、親が押しつける時期である ●赤ちゃんは、大人が想像する以上のことを感じとっている ●幼児期の「子ども扱い」は、自立心の芽をつみ取ってしまう ●母親が恐れることは、子どもも恐れる ●「非教育パパ」のもとでは、子どもの社会性が育たない ●子どもに課した生活ルールには、例外をつくらない ●言葉を覚えはじめたら、まず「ありがとう」「ごめんなさい」を教える ●幼児期だからこそ、一流のものを見せ、よいものを与える必要がある ●興味は、つのらせてはじめて学ぶ原動力になる ●幼児教育の本質は「枠からはみ出す」ところにある etc. (本書は1996年にごま書房から刊行された『新版 0歳からの母親作戦』の表記・表現を一部改訂したものです) |
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著者紹介 | |
井深 大(いぶか・まさる)
1908年、栃木県生まれ。早稲田大学理工学部卒業。46年、ソニーの前身である東京通信工業を創立、世界のソニーを育て上げる。68年、財団法人幼児開発協会を設立し、理事長に就任、幼児教育に深い情熱を注ぐ。89年には文化功労者となり、文化勲章、勲一等旭日大綬章受章。著書に『幼稚園では遅すぎる』(サンマーク文庫)、『あと半分の教育』(ごま書房)などがある。97年没。
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