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書籍の詳細

(文庫)日本史がおもしろくなる日本酒の話

著者:上杉孝久

定価:748円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-6047-8 C0130
文庫判 本文263ページ
2014年8月15日初版発行
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日本酒ブームの火つけ役による、
歴史好きも酒好きも驚く65の歴史エピソード。

ヨーロッパでワインを中心とした歴史をひもとくと、十字軍が遠征したときに中東からブドウの木を運んだ話が必ず出てきます。同じように、イギリスのウイスキーやドイツのビール、ロシアのウォッカ、アメリカのバーボンなど、「国酒」といわれるお酒は必ずその国の歴史と深くつながっています。当然、日本酒も。
誰もが知っているあの歴史的人物の愛した地酒や酒グセ、古代の人々が食していた酒の肴など、「日本酒」というメガネを通して日本史を見ると、これまでとは違った姿が見えてくるでしょう。
お酒を飲める人も飲めない人も、読めばきっと日本史と日本酒が好きになれる1冊です。

目次より

・最古の日本酒は口の中で造られた
・おいしいお米から悲劇が始まる
・天皇の役割は「稲作文化を伝える」こと
・お金以外で支給されていた地方公務員の給料
・酒造りはエリート官僚からお坊さんの仕事に
・武士の時代の新常識「酒は買うもの」
・将軍の二日酔いを癒した仙薬とは?
・将軍と天皇が一緒に飲んだ最初で最後の飲み会
・じつは味醂は高級酒だった
・火事がきっかけで生まれた「居酒屋」という新業態

著者紹介

日本酒プロデューサー。日本地酒協同組合専務理事。
1952年、東京都生まれ。大学卒業後、出版業界を経て、日本橋で創業60年の老舗甘味屋「いの上」を継承し、赤坂に料亭や居酒屋などを出店する。また、東武百貨店池袋店和洋酒売場の中に「BAR楽」を開店し、日本一早く開店し、世界一早く閉店するバーとして話題になる。徹底した顧客満足度の追究により、20年にわたり売場面積あたりの売上高で高い数字を維持していたが、東武百貨店改装のため2012年に閉店。一方で、デパ地下催事において新しいスタイルの日本酒試飲販売方式を編み出し、若い女性のマーケットを創造するなど、日本酒販売に革命を起こした。ライフワークとして、酒造好適米よりもはるかに安い飯米を使用した「低精米の純米酒の会」や、まったく新しいコンセプトの日本酒開発を消費者および各酒蔵と取り組んでいる。さらに、日本酒をより理解してもらうために、酒販店、飲食店、国内外の消費者に対して日本酒セミナーや講演を年100回以上行っている。上杉謙信、鷹山を祖とする上杉子爵家の9代目当主。

担当編集者より一言

上杉さんと初めてお会いしたのはご自身が主催されている日本酒セミナーでした。普通、セミナーというと講師の話を聞くのがメインだと思うのですが、上杉さんのセミナーはちょっと変わっていて、日本酒と肴を飲み食いしながら、それらにまつわる歴史的な背景やうんちく話を聞けるのです。日本酒のプロフェッショナルが選んだお酒ですから、出される酒すべてが美味い! それまで日本酒に苦手意識を持っていた私も、その日を境に日本酒が大好きになりました。本書はそのセミナーで上杉さんが話していることをまとめ、書籍化したものです。日本酒が苦手な人でも飲みたくなるくらいおもしろい話が満載なので、ぜひ読んでみてください。


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