サンマーク出版

書名 替えの利かない「あなたとわたし」
著者情報 著者: 矢作直樹
定価 1500円 (10%税込)
ISBN 978-4-7631-4088-3 C0030
体裁 四六判並製 本文160ページ
初版発行日 2023年12月10日
内容のご紹介

そもそも人は変われない!
自分の正体に気づく「魂の言葉」の処方箋

わたしたちは日ごろ「結果を出す、競争して勝つ、成功する」など、つねに「行為(doing)」を重視する価値観に縛られています。しかし多くの人は、そういった生活に違和感や限界があることを肌で感じているのではないでしょうか。そんな状況下でほんとうの幸せを求めれば、とたんに自信を失って苦境に陥ってしまうのは当然なのです。
本書では、自分の「存在(being)」そのものを見つめ尊重する人間本来の価値観を意識して、よりよく生きるための糸口を提示しています。祖先たちと現在の私たちの生き方や文化の溝に視点を向けながら、その素晴らしさを伝えます。さらには、目に見えないものへの関心が高まっているなか、魂レベルで見たほんとうの「幸せ」について解き明かしていきます。
毎日の仕事や生活に悩んだり、将来が不安で今に集中できなかったりする人、必見です。どんなにヘコむことがあったって、あなたの魂が傷つくことはないのです。自信をもって元気に強気に生きていきましょう!

目次より

◎朝あなたが目覚めるのは「当たり前」ですか?
◎そこに「いる」だけでいい、という安心感
◎「かけがえのない存在」をわからなくさせたもの
◎目の前にあるものを「受け入れる」ということ
◎我慢があなたを苦しめています
◎大切な人が苦しんでいるとき、どうしたらいい?
◎自分にあるものだけで、すでにじゅうぶんなんです
◎「宿命」を楽しむと「運命」が動きだす
◎動機さえ純粋ならば結末はハッピーになる
◎素直な心で静かに「魂の声」を聞きましょう
◎人は「やり残したテーマ」を解決するために生まれてくる
◎今、ここで、いつでも、一瞬で幸せになる etc.
著者紹介
矢作直樹(やはぎ・なおき)
東京大学名誉教授。医師。1981年、金沢大学医学部卒業。82年、富山医科薬科大学の助手となり、83年、国立循環器病研究センターのレジデントとなる。同センターの外科系集中治療科医師、医長を経て、99年より東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および工学部精密機械工学科教授。2001年より東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長となり、16年3月に任期満了退官。株式会社矢作直樹事務所を開業。著書は『人は死なない』(バジリコ)、『おかげさまで生きる』(幻冬舎)、『お別れの作法』『悩まない』(以上、ダイヤモンド社)、『悩まない生き方』(三笠書房〈知的生きかた文庫〉)、『自分を休ませる練習』『自分を好きになる練習』(以上、文響社)など、多数。