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書籍の詳細

品格の教科書
美しく誇り高く生きるための43の学び

著者:山本由紀子

定価:1,540円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3928-3 C0030
四六判並製 本文171ページ
2021年9月30日初版発行
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創業132年の呉服屋を営む著者による「一生ものの知識」
マナーも礼儀も、歴史や成り立ちから紐解くので読んだら忘れない! 応用がきく!

品格とは「家柄」でも「作法」でもありません。
生まれながらに備わっている遺伝子でもありません。
誰でも、いつからでも、その気になりさえすれば、自分で手に入れられるのです。単にいままで学んでこなかっただけです。
 
ですが、品格を手に入れたいと思う人のほとんどが失敗し、あきらめているという現実があります。それは学ぶ方法に大きな問題があったのです。
マナーや作法をやみくもに暗記しようとしても、「覚えられない」「忘れる」「応用がきかない」ということになってしまいます。
 
では、つぎのように、歴史や由来を知るとどうでしょうか?
 
◎土産を訪問先の近場で買うのがNGなのは、起源が遠方の「神社詣で」だから
◎礼装は神事に由来するので、肌の露出が少ないほど格上になる
◎古来日本では左が上位だから、配膳の基本は「ご飯が左、汁物は右」
 
この他、履物の脱ぎ方、座り方、手土産、食事の仕方……
ちょっとした歴史や由来を知ることで、「なぜそれをするのか」がわかるので覚えられ、忘れません。また、とっさのことにも応用がきくようになります。
さらに、脈々と受け継がれてきた作法やしきたりの裏側にある「美意識」を知ることで、背筋がスッと伸び、しぐさが変わっていくことでしょう。すると、自ずと品格が醸し出されていくのです。
創業132年の呉服屋を営む著者による「一生ものの知識」を、本書で学んでいきましょう。

目次より

◎おじぎは、対等であることを認め合う儀式です
◎後ろ向きに靴を脱ぐのはマナー違反である二つの理由
◎手のしぐさには、その人の万事が表れます
◎一個、二個……その数え方では、言葉も感性も貧弱になりますよ
◎みんないろいろで、みんないい。善からも悪からも学べます
◎なぜ「茶柱が立つと縁起が良い」のか、ご存じですか?
◎「会席料理」と「懐石料理」の違いを覚えておきましょう
◎お天道様が見ているものは「あなたの本気」です
◎自分と他人を分ける「結界」を守らない人は下品です
◎仕事で存在感を出したければ、無色透明になりなさい

著者紹介

創業一三二年・山本呉服店取締役会長。江戸時代から続く、岐阜の商家の一人娘として生まれる。幼少期から礼儀作法、所作等厳しく指南され、華道、茶道、習字といったはば広いお稽古事を体得する。京都の大学卒業後、金沢の呉服店で修業したのち、実家の呉服店の経営に加わる。大幅に市場規模が縮小している呉服業界において、着物を「物」として売るのでなく、現代生活の中で着物を着る「楽しさや豊かさ」を提案して事業を拡大。岐阜県内に三店舗を展開。四代目として事業を引き継ぎ、「奇跡の呉服屋」として、『日経MJ』『商業界』などの新聞、経営誌に取り上げられる。現在は、五代目に経営を交代。会長として呉服店をサポートするとともに、京都・四条烏丸に「山兵さろん」を開設。歳時記に合わせて日本文化を学ぶ講座や、祇園にて「舞妓さんの新人教育」に関するセミナーなどを開催。また、ビジネスシーンで着物を活用する経営者のサポートや、着付け教室、京都散策イベントなど新たな試みを展開中。

担当編集者より一言

日本の歴史についてもっとポジティブな情報を知ることで、自信をもつ人が増えるのでは……常日頃、私はそう考えているのですが、そんなときに出会ったのが山本さんでした。山本さんは、呉服屋として創業132年、それ以前の商いの歴史を入れると200年以上の歴史をもつ「山本呉服店」の会長です。しかも、すごい経営手腕でこの時代にお店を急成長させ、数々の経済雑誌、新聞に取り上げられている経営者。
本書は、基本的な作法やしきたりを教えてくれるだけではありません。背景の歴史や由来を教えてくれます。それを知ることで、しきたりや作法を忘れないというメリットもあるのですが、それだけではありません。しきたりや作法に込められている「思いやり」「美意識」「愛」を知ることで、日本人としての誇りが目覚める――私はそう感じながら編集しました。ぜひお手に取って読んでみてくださいね。
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