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書籍の詳細

ビジネス小説 もしも徳川家康が総理大臣になったら

著者:眞邊明人

定価:1,650円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3880-4 C0030
A5変型判並製 本文435ページ
2021年3月20日初版発行
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ついに映画化決定!2024年7月26日(金)豪華キャストで東宝系にて全国公開!!

内閣全員、英雄――。
コロナを収束させ、信頼を取り戻せ!

2020年。
新型コロナの初期対応を誤った日本の首相官邸でクラスターが発生。あろうことか総理が感染し、死亡する。国民は政府を何も信頼しなくなり、日本はかつてないほどの混乱の極みに陥った。そこで政府はかねてから画策していたAIとホログラムにより偉人たちを復活させ最強内閣をつくる計画を実行する。
 
AIにより総理大臣に選ばれたのは、江戸幕府の創始者である徳川家康。
経済産業大臣には織田信長、財務大臣に豊臣秀吉、厚生労働大臣に徳川綱吉、総務大臣に北条政子、外務大臣に足利義満など錚々(そうそう)たるメンバーの中で、皮肉にも総理大臣の補佐役である官房長官に選ばれたのは、江戸幕府を終わらせた男・坂本龍馬だった。
 
そんな歴史に名を刻む面々で組閣された最強内閣は、迅速な意思決定で、東京ロックダウン、50万円給付金、リモート国会、令和版楽市楽座、リモート万博など、大胆な政策を次々と実行していく。最初は「過去の人間に政治ができるのか」と半信半疑だった国民も、偉人たちのえげつない決断力と実行力に次第に歓喜し、酔いしれていくが……。
 
時代を超えたオールスターは未曾有の危機にどう立ち向かうのか!?
そして、ミッションを果たした先に待ち受けていたものとは……!?
 
 
ビジネス、歴史、政治、ミステリー、
あらゆるジャンルと時代の垣根を超えた教養溢れる
新感覚エンターテインメント!!

目次より

第1部   最強内閣、始動。
1 東京をロックダウンせよ! 最初にやるべきこと
2 龍馬と秀吉の記者会見  将(リーダー)たるもの
3 国民に50万円を10日で配る方法 秀吉と三成の最強のPDCA
4 独裁者、信長の交渉  国の借金、どうする?
5 この国が罹っているほんとうの病  どれだけ優れた仕組みも必ず綻ぶ
6 リモート国会と歌舞伎町再編計画  人を動かすということ
7 リモート万博開催 ウイルスより怖いもの
8 北条政子の演説と解散総選挙 言葉は刀である
 
第2部   この国のリーダーに相応しいのは誰だ。
 9 失踪
10 経済か命か
11 令和版“楽市楽座”
12 獏を探せ
13 対立
14 信長の野望
15 綱吉と吉宗
16 戦いを訴える
17 論争巻き起こる
18 暗殺
19 攘夷
20 敵はスペード
21 天下分け目の対決
22 日米首脳会談
23 賢者の意思
24 別れ

著者紹介

1968年生まれ。同志社大学文学部卒。大日本印刷、吉本興業を経て独立。独自のコミュニケーションスキルを開発・体系化し、政治家のスピーチ指導や、一部上場企業を中心に年間100本近くのビジネス研修、組織改革プロジェクトに携わる。研修でのビジネスケーススタディを歴史の事象に喩えた話が人気を博す。尊敬する作家は柴田錬三郎。2019年7月には日テレHRアカデミアの理事に就任。
また、演出家としてテレビ番組のプロデュースの他、最近では演劇、ロック、ダンス、プロレスを融合した「魔界」の脚本、総合演出をつとめる。

担当編集者より一言

このページを読んでくださった方にだけお話しすると、この小説は「ビジネス小説」と謳っていますが、これが大きなフリとなっております。果たしてこの小説は、何小説なのか。最後まで読んだ人それぞれで判断していただければと思います。

読者さまの声

私は小学6年生の時から、とある漫画を読んだことかがきっかけで坂本龍馬の大ファンになりました。それから家族に京都に連れて行ってもらったり、彼に関する本をジャンル問わず読み漁ってきました。この本はその中でも特に一番面白く思いました。最初はあまりの分厚さに読み切れるかどうかも不安だったのですが、一か月おしない内に読み切ってしまいました!最初から最後まで興奮しっぱなしで、ページをめくる手が止まりませんでした。また、詳しく知らない人物や言葉があってもすぐそばに脚注があって、とても読みやすかったです。読んでいる途中で何度も「こんな内閣があったら楽しいだろうな」と何度も思いました。「ビジネス小説」とありますが、ビジネスをする人でなくても読めて、とても良い本だと思います。最高の本をありがとうございました。(静岡県・中学生・女子・14歳)

面白い。今の政治家に読んで欲しい。あくまでフィクションではあるが、現代におけるリスクに対しての昔の偉人たちのかかわり方、発言、思想と上手に描かれている。(岐阜県・会社員・男性・38歳)

面白かったです。本屋さんで見つけて衝動買いしましたが買って良かったです。夢中で読みました。歴史好きの人が、歴史上の人物達で内閣を作ったら…と想像をふくらませただけの話かと思いましたが、そのAIを開発した話になっていき、犯人的な人を探したり、謎を解いたりする所が良かったです。坂本龍馬が最後までカッコ良かったのも読んでいて楽しかったです。終わり方も良かったです。読んで良かったと思いました。(奈良県・公務員・女性・36歳)

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