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書籍の詳細

減量の正解

著者:エリック・ヘミングソン /
訳者:下倉亮一

定価:1,540円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3876-7 C0030
四六判並製 本文255ページ
2021年8月10日初版発行
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減量、キープ、ノーリバウンド
体重のベストアンサー!

☆世界中のあらゆるエビデンスを読み漁った
 減量エキスパートが出す、最終結論。
☆運動・食べ物では一時的にやせるだけ。
 体重が「セットポイント」まで戻る仕組みを解明!
☆キープとノーリバウンドに本当に有用な
 情報を追求し、選りすぐった快著!
 

英国ブリストル大学と
ノーベル賞選定機関カロリンスカ研究所で
肥満について研究を重ね、
ストックホルム体育大学でリサーチを続ける
体重研究の世界的スペシャリスト、エリック・ヘミングソン氏。
 
「これを食べればやせる!」
「この動きが体を引き締める!」
なぜ、キャッチーなダイエット法は現れては消え、
人々の体重は減っては戻るのか――
 
肥満研究者が出した
減量、キープ、ノーリバウンドの最終結論。
私たちは現象としての「体重増加」を捉え直さなければならない――。


目次より

はじめに 減量は「意思の強さ」と無関係
1章 なぜダイエットは「失敗」する?――脂肪は人類の友である
2章 肥満には「種類」がある――無害な肥満・やっかいな肥満・解消しにくい肥満
3章 体重は「セットポイント」に戻る――100万キロカロリー食べても体重は一定
4章 「根本」を解決する――減量&ノーリバウンドの正解
5章 「サイン」をしっかりつかむ――「シグナル」に敏感になる
6章 「重圧」をはね返す――あなたを太らせる見えない存在
7章 「スーパージャンクフード」はものすごく悪い――「工業製品」を食べるようなもの
8章 「リバウンド」をなくす――必要な9つのポイント

著者紹介

1973年生まれ。スウェーデンを代表する肥満研究者のひとり。ブリストル大学(イギリス)にて運動健康科学の博士号、カロリンスカ研究所(スウェーデン)での肥満研究で医学博士号をそれぞれ取得。2010年から2015年まで、カロリンスカ研究所附属大学病院の肥満センターにて研究グループ代表と代謝分野に関する講師(イギリスの准教授相当)を務めた。世界各地の学術会議に招かれ、肥満原因の社会的・心理的要因や、ストレス、精神疾患、体重管理について講演を行っている。現在は、ストックホルム体育大学(GIH)の研究員。

訳者紹介

千葉大学法経学部卒、信州大学大学院修了(経済学修士)。専門はスウェーデン経済史。共訳書に『スティーグ・ラーソン最後の事件』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、『つけ狙う者』(扶桑社)がある。

担当編集者より一言

運動や食事制限で一時的に体重は減るかもしれません。けれど、ほとんどの場合、やせる前の体重に戻るのはなぜか?――本書では、何度やせても体が元の体重に戻ろうとする「セットポイント」という理論が展開されます。では、体重の「セットポイント」はどのようにして決まるかというと、背後に隠れているのは意外な存在。やせたい・キープしたい・やせる前に戻りたくない、そんな人に必要な知識が詰まった内容です。
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