サンマーク出版

書名 ウイルスから体を守る
著者情報 著者: 根来秀行
定価 1300円 (10%税込)
ISBN 978-4-7631-3864-4 C0036
体裁 四六判並製 本文231ページ
初版発行日 2020年10月10日
内容のご紹介

ハーバード大や東大での最新研究でわかった
医学的に正しい免疫機能の高め方とは

●感染予防の基本、感染・重症化のしくみがわかる
ハーバード大やソルボンヌ大、東大など
日米欧における最先端医療の研究をもとに、
なぜウイルスに感染しやすい人と
しにくい人がいるのか、
新型コロナウイルス感染症は
どのようにして重症化するのかを
わかりやすく解説。
判明している治療メカニズムについても
触れています。
 
●1回1分の呼吸法で、その場で自律神経が整う
「自律神経のバランスが崩れていると
風邪を引きやすい」という論文が示すように、
自律神経と免疫機能には深い関係が。
本書の呼吸法を正しく行うと
低下していた副交感神経のはたらきが
1分以内に高まったデータが多数あり、
自律神経のバランスを整える
明確な効果が確認されています。
 
●入眠前のひと工夫で免疫機能は確実に高まる
睡眠中はウイルスを駆逐する最高の舞台です。
その理由は、
ウイルスを倒すリンパ球が増えるだけでなく、
メラトニンや成長ホルモンの力で
体に害を成す活性酸素を除去し
体内環境が整うことで
総合的に免疫機能が高まるからです。
ただ現代人の多くは睡眠時間が不足し
睡眠の質も低下しているため
体内環境が悪化し
感染リスクの高い状態にあります。
本書では、入眠前の呼吸法と
最新医学研究で効果を確認した
睡眠の質を高める方法をご紹介します。
 
 
●そのほかの効果的な免疫機能の高め方まで収録
巷にあふれる免疫機能を高める方法のなかから
医学的に効果があるものを
わかりやすいかたちで紹介。
日常生活に取り入れやすいものから
お試し頂けるようにしています。

目次より

prologue なぜ人はウイルス感染を防げないのか
chapter1 ウイルスは体内で何をするのか
chapter2 自律神経疲労が感染リスクを高めていた
chapter3 ウイルスから体を守る力がすぐに回復し始める—横隔膜をゆるめる呼吸法とは—
chapter4 ウイルスから体を守る機能をひと晩で高める—睡眠の質を高める呼吸法とは—
chapter5 ウイルスから体を守る力のベースを高める
著者紹介
根来秀行(ねごろ・ひでゆき)
医師、医学博士。東京大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程修了。ハーバード大学医学部客員教授(Harvard PKD Center Collaborator, Visiting Professor)、ソルボンヌ大学医学部客員教授、杏林大学医学部客員教授、奈良県立医科大学医学部客員教授、信州大学特任教授、東京大学客員フェロー、事業構想大学院大学理事・教授。専門は内科学、腎臓病学、抗加齢医学、睡眠医学など多岐にわたり、最先端の臨床・研究・医学教育の分野で国際的に活躍中。企業やトップアスリートのアドバイザーも務める。『ハーバード&ソルボンヌ大学 根来教授の超呼吸法』(KADOKAWA)、『ハーバード&ソルボンヌ大学 Dr.根来の特別授業 病まないための細胞呼吸レッスン』(集英社)など著書多数。