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書籍の詳細

100年時代の健康法

著者:北村明彦

定価:1,540円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3768-5 C0036
四六判上製 本文318ページ
2020年10月10日初版発行
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超・長寿時代、公衆衛生医師がまとめ上げた
「健康余命」を長くする方法、集大成。

★「メタボは健康余命に影響しない」新たな知見を導いた
東京都健康長寿医療センター研究所・研究部長、初著書!
★編集に2年以上を費やし、
膨大な論文資料・調査報告・研究を徹底精査!
★平均寿命がどんどん伸びるこれから、
 「健康余命」と「フレイル」が健康のキーワードに。
★フレイルとは、要介護に近づき健康余命を縮める「体の弱化」。
 「3つの対策」でフレイルの予防・改善を!

 
今、世界の老年医学で注目される「フレイル」。
なぜ、歳をとると誰もが避けられない「心身の弱化」に、注目が集まっているのか――
それは、寿命が伸びるこれからの時代、フレイルになることは「不健康な状態で長く生きる」ことを意味するから。
そして、フレイルになる条件、フレイルを予防・改善して健康余命を長くする方法が見つかったから。
 
加えて、これから日本に訪れる少子高齢化と人口減少。
「人の数が減ると個人の健康にも悪影響が出る」と著者は明かす。
社会構造の変化を踏まえて、健康常識を今こそアップデートすべきとき!
 
世界的老年医学研究機関で研究をリードする公衆衛生医師が
膨大なエビデンスに当たり、総力を挙げてまとめた
これからの日本社会を生きるうえで必須の健康知識!

目次より

■0章 人生100年時代の真実
人間の加齢は「3パターン」/73%は「病院通い」が常に/69歳以下で「歩数」が激減している/人の数が減ると「個人の健康」に悪影響が出る/「老後は一人」が普通に
■1章 加齢の真実
3か月筋トレしてつく筋肉は「170g」/「破骨細胞」が活発になる/脳の状態が「歩幅」に出る/自分のフレイル度を測定する「15の質問」
■2章 これが、「危険な虚弱状態」をつくる
要因①「筋力」の低下…「BMI」ではわからないことが多々ある/「外見」で判断できない
要因②低栄養…3食食べて「栄養」が不足する/50代から「食べる肉の量」が減る
■3章 100年時代の健康戦略① 「体」を変える
「筋力=筋肉量」ではない/虚弱を回避する「きつくないトレーニング」/「半歩」歩幅を広くして歩く/筋肉の刺激に「いい時間」「向かない時間」がある
■4章 100年時代の健康戦略② 「食事」を変える
食卓に並ぶ「品数」がとんでもなく重要だった/10食品群のうち「7つ」を毎日食べたい/「朝食」「昼食」が高栄養な人はフレイルが少ない
■5章 100年時代の健康戦略③ 「生活」を変える
「外出の有無」で健康余命が変化する/「つながりのある人」は2年後のフレイル率が低い/「外出のしかた」で死亡率は変動する/外出の効果は「男女」で異なる
■6章 100年時代の生き方
「老衰」が死因になる人は1割/百寿者調査で判明した「長寿な人に多い性格」/「自分に合うこと」を見極め、取り入れる

著者紹介

東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム 研究部長。
医学博士。
日本公衆衛生学会認定専門家、日本疫学会上級疫学専門家、社会医学系専門医協会指導医・専門医。
1989年筑波大学大学院医学研究科を修了後、大阪府立成人病センター、大阪府立健康科学センター、大阪がん循環器病予防センター、大阪大学で診療・研究・教育に従事。2016年1月より現職(2020年度現在)。
生活習慣病予防と介護予防という壮年期・高齢期の両健康を専門分野としており、脳卒中・心臓病・高血圧・脂質異常・糖尿病の予防に加え、フレイル・ロコモティブシンドローム・認知症の予防を研究テーマとしている。2017年に「高齢者の健康余命にフレイルが大きく関与、メタボリックシンドロームの影響は認められず」という研究成果を発表し、公衆衛生学の新たな知見を導いた。
日本公衆衛生学会理事、日本疫学会代議員、日本循環器病予防学会評議員、日本脳卒中学会評議員を務めるなど、数多くの学会に携わっている。

担当編集者より一言

「健康余命にメタボは関連しない」この論文を知ったとき、もっと詳しく聞きたいと思い、論文執筆者の北村先生に連絡をしたのが、本書の始まりでした。
公衆衛生学の考え方、人口減少が個々人の健康にダイレクトに影響すること、そして平均寿命が延びるなか問題となる「フレイル」……様々なデータ・調査結果を教えていただき、僕自身の健康観はガラリと変わりました。
老若男女、誰もが明日の健康に役立てられる本に仕上がったと思います。全世代の人に読んでいただきたい1冊です。
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