たった5センチ歩幅を広げるだけで「元気に長生き」できる!
書名 | たった5センチ歩幅を広げるだけで「元気に長生き」できる! |
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著者情報 | 著者: 谷口 優 |
定価 | 1540円 (10%税込) |
ISBN | 978-4-7631-3764-7 C0030 |
体裁 | 四六判並製 本文187ページ |
初版発行日 | 2019年6月30日 |
内容のご紹介 | |
ボケたくなければ、大股で歩きなさい。
人生100年時代を迎え、誰もが抱く願い――それは「認知症にならずに長生きする」ことではないでしょうか。
それを叶える方法がついに明らかになりました。 歩幅が「広い」人は、「狭い」人に比べて認知症の発症リスクが半分になる、という衝撃の研究結果が発表されたのです。 頭がしっかりと機能したまま寿命を迎えるためには、「広い歩幅で歩く」ことが最重要ポイントだったのです。 本書では、15年にわたって本研究を推し進めてきた谷口博士が、のべ1万人以上の高齢者データから明らかになった“認知症リスクが半分になる歩き方”を初公開します。 その目安となる歩幅は65センチ! これを実践するかどうかで、あなたの老後が決まるといっても過言ではありません。 始めるのに遅すぎることはありません。 いますぐ歩幅に意識を向けながら歩くだけで、あなたに明るい老後が訪れるのです。 さて、あなたはふだん、どれくらいの歩幅で歩いていますか? 目次より
プロローグ
◎認知症になる人とならない人の違いが明らかになりました 1章 歩幅を広げると、ボケずに長生きできる ◎歩幅の狭い人は認知症になりやすいという事実 ◎歩行速度ではなく「歩幅の広さ」がカギでした! 2章 歩幅を広げたら、こんなに変わった!(体験者の声) ◎「くよくよしてるときも、歩幅を広げると前向きになる!」 ◎「歩幅を広げてからは脚力がつき、腰痛もなくなった!」 3章 歩幅を広げると、なぜボケにくくなるのか ◎歩幅はあなたの「脳の状態」を表しています ◎「歩幅の乱れ」がクローズアップされた最新研究 4章 脳を刺激する正しい歩き方 ◎歩幅は少しずつ広げていけばいいのです ◎歩幅を広げて歩くだけで大変な筋トレ効果が! 5章 足に現れる脳の異変、いまならまだ間に合う ◎歩幅は脳の異変に気づくためのバロメーターです ◎いますぐ始めないのは損だと思いませんか? 6章 あなたの脳にいま起きていること ◎歩くことは脳全体を刺激するということ ◎脳の血流量を増やすために大切なこと 7章 歩幅を広げて、医者いらずの体になる ◎筋肉量よりも、体が自由に動くことが大事です ◎動脈硬化も歩幅を広げることで改善します 8章 栄養状態がよい人ほど認知症リスクが下がる ◎質素な食事は体にいいのでしょうか? ◎歳を重ねるほど、たんぱく質が必要なのです 9章 人生の後半戦はあなた次第で大きく変わる! ◎ボケずに長生きするためには「3本の柱」が必要です ◎外に出かけて、とにかく人と関わることが重要です エピローグ 100歳の人が笑顔で元気に歩く社会 ◎疫学研究によって見えない真実が浮き上がってきます ◎「歩幅」を広げて、みんなで若返りましょう |
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著者紹介 | |
谷口 優(たにぐち・ゆう)
2012年、秋田大学大学院医学系研究科修了。医学博士。東京都健康長寿医療センター研究所協力研究員。2011年、歩幅の研究にて米国老年医学会の「若手奨励賞」を受賞。2016年日本老年医学会の「優秀論文賞」、2018年日本公衆衛生学会総会の「優秀口演賞」受賞。2018年「長寿科学賞」受賞。2012年より東京都健康長寿医療センターにて認知機能低下や認知症に関する研究に携わり、数々の研究論文を発表。2014年より東京大学大学院医学系研究科客員研究員。2019年より国立環境研究所主任研究員。研究以外にも、自治体や企業等で認知症予防のセミナーを定期的に開催し、実践の場で具体的に「どうすれば認知症にならずに長生きできるか」を説く。メディアでの紹介が絶えない若手研究者。多くの高齢者に夢と希望を与える存在としてさらなる活躍が期待されている。
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