第４話がせつないというか、なんというか…。今まで冷静に物事をとらえていた人が過去に行くという設定、シナリオが本当によかったです。思わず泣きそうになりました。川口さんの文体や表現の仕方はやっぱり好きです。（広島県・会社員・女性・39歳）

今回は"泣ける"よりも"考えさせられる""自分と投影する"本でした。前作ではアレ！？ここはどうなってるの！？と思うところもありましたが、本作は人と人と人生のループの重なりがすばらしく、読みごたえがありました。そして、最後の１行まで読み切ってこそ、この本の深みを味わえると思いました。（北海道・主婦・57歳）

最後の最後で本当に泣きました。人の気持ちって本当にわからない。自分の考えとは全く違った気持ちでいるかもしれない、周りの人達にもっとやさしい目を向けようと思います。やっぱり素直が一番ですが、そうなれない時もあって、後悔するのが人間です。（群馬県・女性・65歳）

前の２冊を読み終わり良かった泣けたと思って今日、本屋に行くと３冊目が出ていた。なんというタイミングと思い、即買って帰り、また感動しながら涙があふれながら読みました。この本のシリーズはどれもすばらしく次も期待して待ってます。（岐阜県・女性・41歳）

悲しいとか、嬉しいとかと思うまでに、自然に涙が頬をつたっていました。私は夜、眠る前と仕事の休み時間に本を読むのですが、この本は仕事場では、読まないようにしました。本の中に意識を持っていかれて、涙が出て、午後からの仕事にさしさわりがでるからです。それ程、涙が出る本でした。（山口県・会社員・女性・54歳）

大好きなシリーズの最新刊だったので出たことを知ってからすぐ買った。自分も伝えたいことはきちんと伝えようと思えた。個人的には第四話の青年の話が切ないけど、純粋な気持ちが文から伝わってきて良かった。まだシリーズは続きそうなので楽しみにしています。（静岡県・中学生・女性・15歳）