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書籍の詳細

ほどよく距離を置きなさい

著者:湯川久子

定価:1,430円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3663-3 C0095
四六判並製 本文191ページ
2017年11月25日初版発行
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全国からお便り続々、大反響! 14万部突破!

94歳の弁護士が説く、
こんな時代だからこそ、知っておいてほしい
人との「距離感」のはなし。

九州第1号の女性弁護士として福岡市に開業してから、おもに離婚や相続といった人間関係のもつれをほどいてきた湯川久子氏。
1万件を超える相談案件を通して、「どんな人でも、外からはうかがい知ることのできない悩みや迷いを抱えている」こと。そして、「ほどよく距離を置くことこそ、人が心地よく生きていくために必要な心がけ」と実感するに至ったそうです。
 
人の心は法で裁くことはできず、法廷で裁かれる「勝ち」あるいは「負け」が、人生の本当の幸せを決めることはない。
60年以上にわたってそれを実感しながら、法で裁くことのできない人間模様を目の当たりにしてきた湯川氏が、人間関係の極意をやさしく説きます。
 
やさしく、しなやかに、あらがわず、でも、流されず――。
多くの相談者が「話すだけで心が軽くなった」と信頼を寄せる湯川氏の生き様から紡ぎ出される人間関係を心地よくするコツ。じんわり心に染みわたる1冊です。
 
【14万部突破! 全国から感想が続々届いています】
◎「誰かの言動にイライラしがちだった自分が、人にやさしくなれました」(36歳女性)
◎「すーっと心に入って、忘れていたことを思い出させてくれました。また読み返したい1冊です」(46歳・男性)
◎「両親に良かれと近づきすぎ互いが傷ついてしまった。本を読み、この経験も無駄ではないと知った。ありがとうございます」(54歳・女性)
◎「本当にためになる内容でたくさん赤線を引いた。買って良かった、出会えてよかった一冊です」(50歳・女性)  (以上、読者はがきより)

目次より

◎争いごとで「命の時間」を無駄にしない
◎正しいことを言うときは、ほんの少しひかえめに
◎お互いの「台所の奥」には入らない
◎「話す」ことで問題とほどよい距離が生まれる
◎誰かのために流した涙が人の心を育てていく
◎人は一番の本音を言わずに、二番目を言いたくなる生き物
◎「あたりまえ」と言いたくなったら立ち止まる
◎一人で生きているつもりでも、一人きりで生き抜くことはできない
◎立つ鳥は余分なお金を残さない
◎時の流れは「一番つらかったこと」を「一番の思い出」に変える

著者紹介

1927年、熊本県生まれ。中央大学法学部卒。1954年に司法試験合格、ほどなく結婚し、1957年“九州第1号の女性弁護士”として福岡市に開業。2人の子を育てながら、60年を超える弁護士人生の中で、1万件以上の離婚や相続などの人間関係の問題を扱い、女性の生き方と幸せの行く末を見守り続けてきた。1958年より2000年まで福岡家庭裁判所調停委員。調停の席につく際は、あえて弁護士バッジをはずし、人生の先輩として家族問題の仲介に。弁護士になりたてのころにはじめた能を趣味とし、宝生流教授嘱託として理事も務めた。相談者の心をやさしく包み込みながらも、力強い口調で背中を押し、もつれた人生の糸をほどいてきた。90歳の今も現役。世代をまたいで訪ねてくる相談者も多い。

担当編集者より一言

湯川先生と初めてお会いした時、90歳とは思えないお姿に驚嘆しました。深夜お電話をちょうだいして「あのNHKのドラマ、とてもいいから、ぜひ観てみてちょうだい!」と言われたかと思えば、夜遅くまでの原稿チェックにお付き合いくださったり。自分の人生を楽しんで生きる、とはこういうことか、と見せていただいた思いです。私もこんな90歳になりたい。強くそう思いました。まさに人生の大先輩からの珠玉のメッセージ。ぜひ多くの方にご堪能いただきたいと思います。年を重ねることの喜びを、湯川先生から教えていただきました。

読者さまの声

職場、家族間での人間関係に悩みが多く、書店で見つけて旅行の電車の中で読みました。人との関係で「距離」が大切なのはわかっていますが、具体的にわからなかったり、時々その距離のとり方を見失ったり…大変です。特に、この中の文章を読んで、子どもとの接し方が近すぎたかなと反省しました。とはいえ、一人の大人、あまり構いすぎず干渉せずに接していきたいです。とても参考になりました。(青森県・主婦・52歳)

なるほどなるほどと思いながら読みました。私にあてはまる事、これからの生き方に実行出来たらいいなあと思うこと、色々勉強になりました。有難うございました。(大阪府・自営業・女性・76歳)

どこに身を置いても、人とのかかわりなくしては生活できない。そこでこちらの本の相手のよさは「ある」かどうかではなく「見る」かどうか。誰かのために流す涙が人の心を育てていく。人は一番の本音を言わずに…等々、を読んで、胸すく気持ちになりました。自分もこうしてほしいと思う気持ちがある様に、相手がどうして欲しいのか分かろうとする心の距離、ゆとりをもちたいものです。(静岡県・主婦・35歳)

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