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書籍の詳細

筆談で覚える中国語

著者:陳 氷雅

定価:1,430円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3538-4 C0087
A5判並製 本文159ページ
2017年1月25日初版発行
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発音を「あとまわし」にすれば、
中国語は世界一かんたんに覚えられる。会話できるようになる!

★受け持った生徒の中国語検定合格率は驚異の99%!
最先端の教育現場で導入されはじめている、
早く、確実に身につく学習法。
「語学って、こんなにかんたんにできるんだ!」
そんな驚きがあなたを待っています。

 
★2色カラーで見やすい紙面と、
厳選150語を収録した単語帳の付録つき!

 
 
 
私たち日本人は語学学習において「大きな勘違い」をしています。
それは「語学学習では『発音』が大事」だと思っていることです。
とくに中国語を学んでいる人の9割は、その勘違いによって確実に損をしています。
その最たる例が
 
「中国語は発音からはじめる」
 
と思っていることです。
 
これは本当に大きな勘違いで、事実はまったく逆です。
中国語を学ぼうと思ったら発音は「あとまわし」にすればいいのです。
なぜなら、発音が苦手な日本人にとって
中国語の発音を覚えることは困難な「修行」でしかないからです。
 
実際、日本の50音に対して、
中国の発音は400種類もあります。
しかも、その400種類の発音に対して、
四声と呼ばれる4つのアクセントがあるため、
1600種類の発音があることになります。
 
だから、発音をマスターするのは困難を極め、
実際に、中国語学習者のほとんどの人が、発音で挫折してしまうのです。
 
では、発音を「あとまわし」にして、どうすればいいのか。
その答えが、本書でお伝えする「筆談」です。
ほかの国の人では絶対に真似できませんが、
日本人であれば「筆談」という特技を使って中国語を覚えたほうが、
圧倒的に早く中国語で会話できるようになります。

なぜ筆談がいいのか、その理由はいくつかあります。
 
◎筆談ならば、細かい発音に左右されず確実に意図が伝わる
◎中国の発音に馴染みはないが、漢字には馴染みがあって覚えやすい
◎そもそも中国語と日本の漢字は7割が共通。
たった3割の単語を覚えるだけでいいので、
記憶すべき量が圧倒的に少ない。
◎文法は「動詞が前」以外は日本語にそっくり
 
……などなど。
つまり、私たちは最初から漢字に親しみがあるから、
文法といくらかの単語さえ覚えれば、
中国語でのコミュニケーションは可能!
発音を「あとまわし」にすれば、
コミュニケーションに必要なことは少ししかないのです。
 
ほとんどの参考書や語学教室では、まず発音からはじまります。
でも、難しく挫折しがちな発音から学ぶ必要なんてどこにもありません。
漢字というアドバンテージがあるのに、
あえて最難関といえる発音から学ぶのは、
とにかく非効率でもったいない行為です。

 
ちなみに、筆談で学んでから「発音」を学ぶと、
最初から発音を学ぶよりも圧倒的に早く発音が身につくこともわかっています。
筆談で覚えるというのは、
発音を身につけたい人にとっても最短で覚えられる
「魔法の学習法」なのです。

 
 
 
★筆談学習者による絶賛の声、続々!
学生時代の第二外国語だった中国語がダメだったため、トラウマでした。が、文化を踏まえたコミュニケーションのコツの伝授、文法の基本三原則はわかりやすく、大学時代にこんなふうに教えてもらいたかったなぁと思いました。 (30代・女性)
 
◎以前少しだけ中国語を勉強しましたが、あっさり挫折。今回再挑戦。今まで読んだどの中国語勉強本よりも、要点をまとめて教えてくださいました。おかげさまで中国語の分厚い壁が少し薄くなりました!(30代・女性)
 
◎銀座で香港から来た夫婦に声をかけられました。紙のメモに書かれた店名を指さし、ここに行きたいと。「夫婦になって何年目」「初めて日本に来た」など会話できました。筆談を習っていてよかったです。(30代・男性)
 
◎従来の学校での学習は発音重視ですが、これが中国語学習の困難さを印象づける一因だと思います。陳先生の指導方法は私達が普段慣れている日本語の50音を利用した画期的な指導方法であり、文法も大きく3つに分類し応用可能です。また、完璧な発音ができなくても筆談でも意思疎通は可能という指導は、中国語学習の敷居を低くしてくれます。(30代・男性)

目次より

第1章 日本人にとって中国語は世界で一番かんたん
○日本人なら中国語が5秒でできる!
○日本人がトクしている理由その1:漢字!
○日本人がトクしている理由その2:文化理解
○日本人がトクしている理由その3:文法
第2章 発音は「あとまわし」にしたほうがうまくいく
○中国語を挫折する理由は、すべて「発音」
○7割の中国人は標準語を話していない!
○筆談で覚えるために押さえておきたい「3つのポイント」とは
第3章 漢字のルールを知って催促で読めるようになる
○漢字大国の嘘
○「簡体字」は読めれば十分!
○「簡体字」の作り方
第4章 3つのルールで覚える世界一かんたんな中国語文法
○世界一かんたんな中国語文法の骨組み
○修飾語の位置がわかれば、文章はスラスラ読める
○5種類の品詞ごとに頻出単語を覚えよう
第5章 筆談で覚える中国語トレーニング
○三行日記からスタートする筆談中国語
○情報発信をする
コラム 国際結婚しても、語学は上達しない!? 
○筆談に詰まったときのための「魔法の相づち」
○筆談できればA4用紙1枚で接客だってできる!
付録 最速で中国語をマスターする単語帳

著者紹介

「12時間でマスターする日本最速中国語講座」主宰。
速攻中国語教師/東日本漢語教師協会会員
1987年、中国浙江省温州生まれ。上海杉達大学卒業。大学在学中から日本人向けの中国語講師として活躍するも、日本文学が好きすぎて(特に太宰治)、日本への留学を決意。2012年に早稲田大学文学部入学。日本語教育と中国語学習法を専門に研究する。
主宰する中国語講座では、わかりやすいだけでなく12時間で確実に身につく指導法が話題に。受け持った生徒の中国語検定合格率は驚異の99%を誇る。タレントから経営者まで幅広く指導しており、筆談を活用する会話術をはじめ、発音体操や世界一やさしい中国語文法など、オリジナルの学習法で人気を得ている。パナソニック、三菱UFJ、テレビ朝日、イオンアイビスなど企業向けにも中国語を数多く指導。近年では、講演会やラジオ番組への出演も多く、中国語を楽しくかんたんに学ぶ方法を日々発信している。

担当編集者より一言

中国や台湾の方とお会いしたとき、仕事で台湾に行って言葉がわからなかったとき、少しくらい中国語を理解できればな……と残念に思ったことがあります。でも、中国語には大きな壁があり、学ぼうという気持ちにはなりませんでした。その大きな壁を、きれいに取り払ってくれたのが、陳氷雅さんです。
「中国語は難しいですよね」という話をしたら、「いやいや、日本の方にとって中国語は世界一かんたんな言葉なんですよ」と返され、ビックリしました。でも、「中国語は発音をあとまわしにしたほうがうまくいく」という話を聞いて、「なるほど!」と心の底から納得したのです。
実際、中国語を学んだことのなかった私が、氷雅さんの原稿を読み、本を仕上げていく過程で、気づけば中国語の文章が読めるようになっていました。なんだか世界が少し広くなった気がして、もう少し中国語を勉強しようと心に決めたのでした。

読者さまの声

とてもわかりやすい本でした。途中でコラム形式で語学や中国文化の豆知識などの紹介があり、楽しく学習できます。(会社員・男性・26歳)
 

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