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書籍の詳細

One World

著者:喜多川 泰

定価:1,540円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3417-2 C0095
四六判上製 本文280ページ
2014年10月30日初版発行
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ベストセラー作家・喜多川泰さん最新刊。発売たちまち重版出来

「異色の小説家」が描く、人生の深さと人間のおもしろさ!
別々に成り立っている9つのストーリーが
人と人の出会いによって、ひとつの物語へとつながっていく――。

中高生からも人気の高い学習塾「聡明舎」での授業や、日本各地で連続講座「親学塾」を開催するなど、執筆活動だけにとどまらず活躍の幅を広げている喜多川泰さん。待望の最新作は、短編小説のような9つのストーリーが人の「縁」によってつながっていく不思議な長編小説です。
 
少年野球、サービスマン、卒業式、バレンタイン、超能力、就活、日本、出稼ぎ、恋愛……。異なるテーマの9つのストーリーに登場するのは、生きていれば誰もが直面するような悩みや悲しみ、迷いや不安といった、さまざまな思いを抱いている主人公たち。彼らは、人との出会いを通して生きるヒントを学び、新たな自分へと成長を遂げていきます。各ストーリーに登場する人物が少しずつ重なり合いながら循環していく物語は、まさに私たちがいま生きているこの世界そのもの。生きる力が湧いてくる作品です!
 
「僕たちはたくさんの人とかかわりを持って生きています。毎日顔を合わせるような深いものから、ある日、あるとき、たまたま隣に座ったという「袖振り合う」程度のものまで。それらすべての他人とのかかわり、経験したすべてのことから、僕たちは何かを感じ、少しずつ、ときには大胆に自分の中に取り込み、自分というものをつくっていきます。

この作品は、短編集のように見えて、つながりを持った一つの長編であり、僕たちの人生そのものを表しています。それぞれの物語を楽しむだけではなく、それぞれの人生は、他者の人生と切り離すことができない縁でつながっていて、別々の物語のようにみえて、実はそれが一つの長編の物語になっていることを感じてもらいたい。『One World』というタイトルには、そんな思いが込められています。」(著者あとがきより)

目次より

ユニフォーム       uniform
ルームサービス      room service
卒業アルバム       classbook
ホワイトバレンタイン   white valentine
超能力彼氏        extrasensory perception boy
ラッキーボーイ      lucky boy
夢の国          utopia
「どうぞ」        “have a seat”
恋の力          power of love
「One World」に込めた思い

著者紹介

1970年、東京都生まれ。愛媛県西条市に育つ。東京学芸大学卒。98年、横浜市に学習塾「聡明舎」を創立。人間的成長を重視した、まったく新しい学習塾として地域で話題となる。2005年に作家としての活動を開始。その独特の世界観は多くの人々に愛されている。作品に『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』(13年に映画化)『おいべっさんと不思議な母子』(以上小社)、『賢者の書』『君と会えたから……』『「手紙屋」』『「手紙屋」 蛍雪篇』『上京物語』『スタートライン』『ライフトラベラー』(以上、ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『「福」に憑かれた男』(総合法令出版)、『心晴日和』(幻冬舎)、『母さんのコロッケ』(大和書房)がある。執筆活動だけでなく、全国各地で講演を行い、連続講座「親学塾」も毎年全国で開催中。現在も横浜市と大和市にある聡明舎で中高生の指導にあたっている。


担当編集者より一言

人は人との出会いによって人生を輝かせてゆく――これは、小説家・喜多川泰さんが大切にしている創作テーマのひとつです。今回の作品は、まさしくそんなテーマがふんだんに盛り込まれた短編集のような長編小説。13万部を超え、映画の原作にもなった『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』では、高校2年生の少年が人との出会いによって少しずつ成長していく様子に読み手の心が沸きました。新作『One World』では、読後、きっと身近な人たちのことを愛おしく思う気持ちが湧きあがってくることでしょう。これまでの喜多川作品とは、ひと味もふた味も違った世界観をお楽しみください。

読者さまの声

いつも喜多川泰さんの本を楽しみにしています。今回も人との出会いの大切さを感じました。「人のために……」一生懸命になれることはすばらしい。心の宝です。(鳥取県・高校生・男性・16歳)

毎日の生活の中でほとんどの人が時間位追われてくらしているけど、なんか大切なものを見過ごしてしまっているような気がします。私は通勤に自転車を使っています。帰りはあえて自転車をおして歩いて帰ります。そしたら朝は気が付かなかったことを発見できたり、道端の隅にきれいな花が咲いていたり、ちょっとしたことで感動できたりします。それだけで気分がスッキリします。(長崎県・会社員・男性・36歳)

『手紙屋』から喜多川さんの作品が大好きで、いつも救われています。道に迷った時、つまずいたとき、そっと道を照らしてくれます。『One World』もこれからずっと付き合っていく一冊になります。(長崎県・会社員・女性・24歳)

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