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書籍の詳細

心訳 般若心経

著者:枡野俊明

定価:1,650円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3389-2 C0030
四六判上製 本文242ページ
2014年11月25日初版発行
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苦しみやつらさをそのまま受けとめると、
大切なことが見えてくる。
「世界が尊敬する日本人100人」に
選ばれた著者による「心の処方箋」。

仏様の智慧を集約した600巻、482万693字の仏典を凝縮し、わずか262文字にまとめたのが『般若心経』です。このお経を禅僧でありながら、世界的に有名な庭園デザイナーである著者が読み解きます。
 
「禅は心にまとっているものを『そぎ落としなさい、捨てなさい』と教えます。そうすることで、心は裸になる、まっさらな心になるのです。
タイトルを『心訳』としたのは、そのまっさらな心をもって『般若心経』を読むと、そこにどんな世界が広がっているのかを、わたし自身があらためてたしかめたかったからでもあります」
と枡野先生はおっしゃいます。
 
本書は、理解しやすいように『般若心経』を31に分け、「心訳」→「解説・枡野流」とい
う順で構成しています。この1冊に“仏教の神髄”がちりばめられています。

目次より

マイナスをプラスに「転じる」
苦しみやつらさから目をそむけない
たしかな自分などない
人はかかわりのなかで存在する
わき上がる感情は抑えない
あるがままに見て聞く
結果を出そうとするから余計なことを考えてしまう
思い込みが「心のメタボ」を生む
自分の価値観だけを優先しない
「好き、嫌い」を超えたところで人を見る
目の前のことに丁寧に取り組む
そぎ落として捨ててつくる「禅の庭」、枯山水
最高点に達しても、なおその先に進め
永遠の真理にそむかない生き方
自分を拠り所にする
人としての器の大きさは秘めてこそ価値がある
えらくなっていばることほど醜いものはない
自分が思い通りできることは何一つない
立派な死も情けない死もない
耳なし芳一を守った『般若心経』の力

著者紹介

1953年神奈川県横浜市生まれ。日本の曹洞宗の僧侶(建功寺住職)、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。禅思想と日本の伝統文化にもとづいた「禅の庭」の創作活動で、日本のみならず世界中から高い評価を受ける。
芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。2005年カナダ政府よりカナダ総督褒章(Meritorious Service Medal)、2006年ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。同年「ニューズウィーク」誌日本版にて「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれる。主な作品に、カナダ大使館東京、セルリアンタワー東急ホテル日本庭園など。
主な著書に『禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本』(幻冬舎)、『禅 シンプル生活のすすめ』『心配事の9割は起こらない』(ともに三笠書房)、『怒らない 禅の作法』(河出書房新社)などがある。

担当編集者より一言

本書の枡野先生の訳を通して私は『般若心経』の内容を初めて知りました。そして、その深さに心打たれました。
「『思い通りにならない』『苦しい』と悩んでいるのは自分だけではないこと」
「世の中は移ろい変化していくもので、それを受け入れなければ苦しみは絶えないこと」「毎日、同じ言葉をとなえ、同じことを、丁寧に、心を込めて行うことが幸せにつながっていくこと」
を私は本書で学びました。そして、このことを知っただけでも大変心が軽くなりました。
何回読み直しても新しい発見ができそうです。
また、人によっても違う読み方ができるのではないでしょうか?
心の支えになること間違いなしの1冊です。

読者さまの声

実生活にすぐに役立つ内容でした。迷ったり落ち込んだりした時は、また読み返してみたいと思いました。(神奈川県・公務員・女性・53歳)

般若心経については多くの解説書を読んでもいまひとつ実生活への役立て方にどう関連付けていけばよいのか受け止められないまま、毎朝仏前で読誦だけは続けてきました。本書に接することができて、実践的に受け止められるようになりました。そのためか、毎朝の読誦も深みを増してきました。(千葉県・男性・77歳)

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