サンマーク出版

書名 ダウンタウン ちょっぴり「特別」な天使たちの日常
著者情報 著者: ノエル・ラング /
画家: ロドリゴ・ガルシア /
訳者: 轟 志津香
定価 1200円 (10%税込)
ISBN 978-4-7631-3317-5 C0030
体裁 A5変型判並製 本文131ページ
初版発行日 2013年10月5日
内容のご紹介

僕らはみんな、おんなじで、
僕らはみんな、違うんだ。

「僕の名前はブロ。ダウン症で、ガールフレンドがいて、友だちもたくさんいてお気に入りのレコードもあるんだ。
ダウン症のいやなところはね、生まれた日にパパとママがちょっぴり悲しそうな顔をすること……。
……。で。いいところはね、その次の日からはパパもママももう絶対に悲しくならないこと。」――本文より
 
ダウン症の子どもたちのほのぼのとした日常をユーモアあふれるタッチで描いて話題のスペインのコミックエッセイが、アメリカ、韓国に続いて日本にも上陸!
音楽が大好きでお気に入りのレコードといつも一緒のブロ、ブロのガールフレンドでやさしくてかわいいビビ、おしゃべりでおしゃまなルス、大きな体で食べることが大好きなのんびりやのミゲローテ、恥ずかしがり屋でおとなしいベンハミン。『ダウンタウン』に登場する5人の子どもたちはすべてダウン症という設定で、彼らの目から見た「世界」がそこには映し出されています。そこで彼らは、いろいろなエピソードを通して、私たちを笑わせ、驚かせ、考えさせ、感動させてくれます。
世の中にいろんな人がいるように、ダウン症も「ひとつの個性」として、「人はみな同じで、そして違っている。だからいいんだ」という本書のテーマは、あらゆる人を元気づけてくれるものです。
気軽に読めて、あたたかい気持ちになり、そしてたくさんの気づきがもらえる、ちょっぴり「特別」な天使たちの楽しい日々を、どうぞごらんください。
サッカースペイン代表監督で2010FIFAワールドカップ優勝の、ビセンテ・デル・ボスケ氏の推薦文つき!

著者紹介
ノエル・ラング(ノエル・ラング)
1981年バレンシア州アリカンテ生まれ。クリエイティブな世界にひかれ、アリカンテ大学で広告を学ぶ。在学中にヤング・クリエーター賞を受賞、本格的に仕事を開始する。数年間の経験を積んだ後、自身のスタジオを立ち上げ、フリーランスとして活躍の場を広げる。ダウン症の叔父パブロをモデルにした本書は、初のコミック作品。