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書籍の詳細
幸せを売る男

幸せを売る男

作:草場一壽 /
絵:平安座資尚

定価:1,650円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3220-8 C0095
A4変型判上製 本文27ページ
2012年6月5日初版発行
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子どもが10歳になったら、
みんなで話し合いたい「幸せ」のあり方。

小学校「道徳」の副読本に全面採用され、累計30万部を突破した『いのちのまつり』シリーズのコンビがお届けする、小学校高学年以上の子どもたちに伝えたい新作絵本。
ある日、物語の主人公「トモ」が住む村に、幸せを売る男たちがやってきます。ひとりの男がこう言いました。「ああ、なんという貧しさだ。ここにはなにひとつない。これでは人間らしい生活はできまい。幸せになるための知恵を売ってやろう」。村人たちは男の言う意味が、よくわかりませんでした……。
幸せとは何か? どうすれば幸せになれるのか? トモたちが最後に選んだ道とは?
未来を創る子どもたちにこそ知ってほしい、大切なメッセージにふれてみてください。


作紹介

陶彩画家。1960年、佐賀県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科中退後の87年、焼き物の里、有田に入って陶彩画の研究を始める。91年、「今心工房」を開き、全国各地で展覧会を開催。シアトルマリナーズのトレーニングルームに作品が飾られるなど、奇跡の輝きをもつ新しい絵画として高い評価を得ている。2004年『いのちのまつり』全国出版。07年『いのちのまつり つながってる!』刊行。09年「いのちのまつり」プロジェクト始動。全国各地で講演会を実施。

絵紹介

イラストレーター。1948年、沖縄県生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。73年、第25回沖展 デザイン部門にて沖展賞受賞。94年、沖縄郵政管理事務所平成7年用年賀はがき最優秀賞受賞。02年、ダイキンオーキッド女子プロゴルフトーナメントポスター優秀賞受賞。03年、沖縄全土エイサーまつりポスター最優秀賞受賞。2008年、第2回ふくふく童話大賞最優秀賞受賞。温かい作風と人柄が多くのファンを魅了している。

担当編集者より一言

ベスト&ロングセラー『いのちのまつり』の著者ふたりが新作にチャレンジ! 第1稿を拝見したときはびっくりしました。今までのような“仕掛け”はありません。たんたんと物語が進んでいきます。『いのちのまつり』が幼稚園の年長さんから小学校3年生程度向けだとするなら、『幸せを売る男』は小学校高学年、さらには中学生にも読んでほしい作品。「物事すべてに多様性があることを伝えたかった」とは草場さん談。できれば新しいシリーズとして刊行し続けたいと編集担当者は思っています。

読者さまの声

子どもと一緒に幸せとは何かを見つめ直すことができました。(福岡県・主婦・27歳)

本当の幸せとは何だろうという問いかけを残す深い本だと思います。読み聞かせをしたあと、子ども達は「フーム」という思案顔で余韻を味わいながら、いっぱい考えていました。(岩手県・公務員・女性・56歳)

今はお金を出せば何でも手に入りますが、化学や工業など進化しすぎて地球が今にも壊れてしまいそうです。20年前、30年前に帰ってもう一度見直せたらと思いました。(熊本県・自営業・女性・44歳)

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