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書籍の詳細

自分をえらんで生まれてきたよ

著者:いんやく りお

定価:1,430円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3201-7 C0095
A5変型判並製 本文135ページ
2012年5月25日初版発行
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病気をもって生まれた<りおくん>が語る
生まれる前のこと、いのちのふしぎ……。

りおくんは、心臓と肺に疾患をもって生まれ、これまで入院は30回以上、のべ2年にのぼります。そんななかで、りおくんが語った不思議な話――それは、生まれる前の世界、そしてこの世に誕生するということ。命とは? 生きることとは? 神さまとは?……。そんな〝小さな哲学者〟が語ったたくさんの言葉を、高橋和枝さんのイラストを交え、きれいな本にまとめました。ページをめくるごとに、心が透明になっていくのをきっと感じることでしょう。

著者紹介

2001年8月18日、東京生まれ。不整脈のため、34週で緊急帝王切開により誕生。3歳でペースメーカー埋めこみ、10歳でカテーテルアブレーション術をおこなう。慢性肺疾患、喘息により、9歳まで在宅酸素療法。歌、犬、だじゃれが大好き。2011年3月、沖縄に移住。

担当編集者より一言

りおくんのお母さんである紀子さんはフリーライターをされており、もう十年以上前から何度もお仕事をご一緒させていただいた。そんなわけで、りおくんが誕生し、大変な苦労しながら育てておられる様子も見てきたし、りおくんが話す〝ふしぎな話〟についても、幾度となく聞いていた。2年近くも前だろうか、りおくんの言葉をまとめた原稿をいただいて、私は驚いた。そこには真理をまっすぐに見つめる純粋な眼があり、大人でもとうてい思いつかない、「生きる」ことの本質をとらえた言葉が並んでいたからだ。だいぶ時間はかかったが、高橋和枝さんのイラストと水崎真奈美さんのデザインで、すてきな本に仕上がった。お子さんをもつ方だけでなく、広く多くの人に手にとっていただきたい一冊である。

読者さまの声

重い心疾患を持って生まれてきた娘。生後半年間に4回の入院と2度の大手術。苦しい闘病中、この本に出合い救われました。今回は、娘を見事に蘇られてくれた病院の小児病棟へ寄贈するため購入しました。難病と闘う子に寄り添うお母さん達の希望になればと願って。(岐阜県・主婦・40歳)

出産後すぐにNICUに赤ちゃんが入ってしまい、何度も自分を責めました。なんで丈夫に生んであげられなかったんだと。そんなときに友人からこの本をいただきました。私をえらんだという言葉に涙が止まりませんでした。勇気をたくさんもらいました。ありがとう。(新潟県・会社員・女性・29歳)

涙が止まりませんでした。働くママなので、日々時間に追われ、イヤイヤ期まっただ中の息子(2歳)に今朝はちょっぴりケンカしました。仕事が終わってお迎えに行ったら、いっぱい抱きしめたいと思います。(東京都・女性・33歳)

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