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書籍の詳細
生命は「与える」と強くなる

生命は「与える」と強くなる

著者:新原 豊

定価:1,760円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3164-5 C0030
四六判上製 本文190ページ
2012年8月25日初版発行
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すべてを差し出すと道は開ける。
生命の底力を目覚めさせる、世界的名医の生き方、考え方。

著者は、難病といわれていた「鎌形赤血球症」の治療薬を開発した研究者であり、世界最高水準の医療を担うUCLAハーバー総合病院のがん専門医です。命を預かる医師として、揺らぐことのない強い意志をもたねばならないとずっと思ってきた著者は、あるとき、自分ひとりの力だけでは、その強さが永遠に手に入らないことを知ったといいます。私たちは強さにひかれますが、ときに間違った強さにひかれてしまうことがあります。昨今の原発事故の問題もそうですが、歴史を見れば、私たちが間違った強さを信じ、そのために大きな犠牲を強いられてきたことに気づかされます。なぜ、私たちは強さに対して、こんなにだまされやすいのでしょうか。人を幸せに導く、本当の強さを手に入れるためには、私たちはどのようなことを心がければいいのか。長年医師として、また研究者として、生命の多様な姿をながめてきた著者は、その中でひとつ、わかったことがあると言います。本当の強さが、「与える」という行為と深い関係があるといったら、あなたはどのように感じるでしょうか。生命の仕組みを紐解きながら本当の強さについて語る、著者の渾身のメッセージにふれてください。

目次より

序章 生命は幸せになるようにできている
1章 生命は「与える」と強くなる
2章 生命にはふたつの顔がある
3章 生命は背伸びをしない
4章 あなたの人生の本当の意味
終章 生命はどこへ向かうのか

著者紹介

1959年東京生まれ。13歳のとき、単身ハワイに渡り、現地の中高で過ごす。1978年カリフォルニアのロマリンダ大学宗教学部に入学。1982年に同大医学大学院に進学。1986年に同大を卒業後、内科研修医としてオハイオ州ケタリング病院勤務。その後、1989年からUCLAハーバー総合病院にて血液内科と腫瘍内科に所属し、1992年にUCLA医学部助教授となる。この頃、新薬の手がかりをつかむ。1999年医学部准教授、2005年医学部教授。また、ハーバード大学でも公衆衛生学を学び、修士課程を修了。現在は非常勤教授として鎌形赤血球症の研究に従事している。国立衛生研究所(NIH)やアメリカ食品医薬品局(FDA)から助成金を受けるなど、その研究は高い評価を受けている。また、UCLAの学生が選ぶベストティーチャーズアワードに数回選出されるなど、熱心な研究姿勢は医療に携わる多くの人々に影響を与えている。

担当編集者より一言

著者の新原豊先生は、身長が190センチほどもある大きな方です。そして、心も同じぐらい大きい方です。アメリカ、アフリカ、日本と世界を飛び回る先生とご本を作るのは、楽しい経験でした。時差のため、夜中にメールや国際電話で校正をしてもらったこともありました。明け方、「やっと終わった……」と思って電話を切ると、数秒後に先生からまた電話がかかってきて、「言い忘れましたが、お疲れ様です。寝てくださいね」と優しい言葉をかけていただきました。本当に「与える」ということを実践されている方だなと思いました。


読者さまの声

この著者との出会いは喜びです。素直にうれしい。探していた答えのヒントを与えられた想いです。繰り返し読んで、頭から心へ、心から腹の底へ深く落とし込んでいきたいと思います。本書が人を幸せと健康に導くものであると確信します。多くの人の心に寄り添う書になってほしいと思います。(岩手県・自営業・男性・43歳)

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