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書籍の詳細
(文庫)生命をめぐる対話 人間の本質と生き方を語る

(文庫)生命をめぐる対話
人間の本質と生き方を語る

著者:村上和雄

定価:628円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-8467-2 C0130
文庫判 本文223ページ
2008年11月25日初版発行
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遺伝子工学の第一人者と9人の賢者たちが、
生命の不思議について語った対話集。

バイオテクノロジーの世界的権威・村上和雄教授と、ノーベル化学賞受賞者、アポロ9号宇宙飛行士など各界の第一人者9人の対話をまとめた本書。分野を超えて、科学の可能性、人間の生き方、生命の不思議さについて語り合います。
科学技術の進歩により、遺伝子の解読はできるようになったけれども、誰が、何のために生命を生み出したのかはわからない。私たちは自分の力や工夫だけで生きているのではなく、大いなる自然の前に生かされて生きているのである―本書に繰り返し登場するこのメッセージは、20年のときを経た現在でもなお色あせることはなく、心に響きます。
読み終えたときには、自分が今生きていることにそっと感謝したくなる、そんな一冊です。
(本書は、1987年に天理教道友社より出版された『生命の不思議―バイオ新時代を生きぬく知恵』を改題し、一部加筆、修正したものです)

目次より

◎ 自然科学の思想を超えて 福井謙一
◎ 母親の役割は0歳児以前から 井深 大
◎ 人間の“内なる”情報を引き出そう 草柳大蔵
◎ 遺伝子が語りかける人間の生き方 中村桂子
◎ 生命は無限の可能性を持つ 野澤重雄
◎ 美しき地球に生命の神秘を見た ラッセル・L・シュワイカート
◎ いのちの元につながる企業経営 鈴木永二
◎ 究める心、最善の努力 平澤 興
◎ 根源的“いのち”への回帰 玉城康四郎

著者紹介

1936年生まれ。筑波大学名誉教授。63年、京都大学大学院農学研究科農芸化学専攻、博士課程修了。同年、米国オレゴン医科大学研究員。76年、バンダビルト大学医学部助教授。78年、筑波大学応用生物化学系教授となり、遺伝子の研究に取り組む。83年、高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子の解読に成功、世界的な業績として注目を集める。96年、日本学士院賞受賞。『生命(いのち)の暗号(1)(2)』『人生の暗号』『アホは神の望み』(いずれもサンマーク出版)、『サムシング・グレート』(サンマーク文庫)、『生命のバカ力』(講談社)、『そうだ! 絶対うまくいく!』(海竜社)、『運命の暗号』(幻冬舎)、『遺伝子が語る「命の物語」』(くもん出版)など著書多数。

担当編集者より一言

本書は、20年以上も前に出版された本を文庫化したものですが、内容の古さを感じることは少しもありません。やっぱり人間の生き方や大自然の偉大さなど、本質的なものは時を経ても変わることはないのだなあと実感しました。生きていることを当たり前だと思わずに、感謝しながら日々を過ごしていきたいと思った私でした。
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