昨年、子どもが生まれ、ふと思ったことがあります。
「子どもが『学校に行きたくない』と言ってきたら、なんと答えるのがいいだろう?」
そんな不安を、偉人研究家であり3児の父でもある真山さんにぶつけたところ、こう返ってきました。
「天才数学者の森毅さんの父は子どもにこう言ったんですよ、『学校に行かないなら、学校に行った日より充実した1日を送れ』」
こんな言葉をかけられる親になりたい!
そう思って、「天才を育てた親がどんな言葉をかけていたのか」を真山さんに書いてもらったのが本書になります。

ただ、天才を育てた親のエピソードを聞いていると一つ問題が出てきました。
この本に出てくる天才の親は国も時代もバラバラです。
だからこそ、〝不変の理想の親〟像が浮かび上がってくるのですが、「じゃあ具体的にはどういう声かけや接し方をすればいいのだろう?」という疑問が拭えなかったのです。
そこで、『ドラゴン桜』の指南役を務めた教育評論家の親野さんにご協力いただきました。
真山さんの〝天才を育てた親のエピソード〟と親野さんの〝明日から使える実践的なアドバイス〟は、育児に不安を抱えるすべての親にとって、明るい未来を照らしてくれるに違いありません。
978-4-7631-3938-2

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