これまで出版された「ペン字本」に疑問を持っていました。
たしかに「見本の字」はすごいのだけれど、なぞっても、なぞっても全くうまくなった実感が持てなかったからです。
それどころか、なぞるだけでは結局、要領がつかめず、「練習したのにうまくならない」とますます自己嫌悪に。
結局字が下手なまま33歳の誕生日を迎えた、僕。
自分の書いた字がなんて書いてあるのかすら読めないことは日常茶飯事でした。
ただこの年になると、けっこう字を書くシーンって増えるんです。
普段お世話になっている取引先の方にはせっかくなら手書きで年賀状を送りたいし、周りも結婚し始めるから芳名帳を書く必要が出てくることだってある。
それでもやっぱり自分の字を見られるのが恥ずかしくて、年賀状や芳名帳を奥さんに頼むなんてことも正直、ありました。
それなのに長い間自分を苦しめてきたその悩みが、一瞬で解決するなんて! 
今回の本の著者・侑季先生が提唱する理論は、まさに青天の霹靂ものでした。
くわしい解決方法はぜひ本をお読みいただきたいのですが、ひとつ自慢させてください。
先日、先生の理論を実践した自分の手書きが褒められたんです!
取引先へ書類を送る必要があり、書類の書き方について説明の必要があったため、しょうがなく手書きのお手紙を添えたんですね。すると後日なんと……
「書類届きました。ところで添えられた手書きのお手紙、キッシーさんが書かれたんですか?とてもあったかい字でほっこりしました」
と、メールが届いたのです。嬉しくて、ハンカチが濡れたのは言うまでもありません。
978-4-7631-3735-7

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