著者の細川晋輔先生が住職をつとめられている「龍雲寺」は、東京・世田谷にあります。
掃除がゆき届き、草木の手入れがなされた美しい境内は、シンと静か。
こちらで毎週日曜日の朝6時半から行われる「坐禅会」は大変な人気だそうで、なんと40年、一日も休まず続いているそうです。
この龍雲寺さんで、著者の細川先生のお話をお聞きしていると、ざわざわとしていたこころがスーッと落ち着いていくのがわかります。
細川先生が教えてくださる「禅語」のメッセージは、とても深くて、いろいろなことを考えさせられ、なんだか泣けてきてしまうのです。
本書は、そんな「禅語」のエッセンスを凝縮した、宝物のような一冊に仕上がりました。
谷山彩子さんのすばらしい絵とともに、ぜひこの本を、ゆっくりと読み、味わっていただけたらと思います。
私はこの本を、大切な人への贈り物にしたいなと思っています。
978-4-7631-3709-8

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