生き方
人間として一番大切なこと
定価:1,870円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-9543-2 C0030
四六判上製 本文246ページ
2004年8月10日初版発行
2004年の刊行以来、150万部を突破した不朽の〝ロング・ミリオンセラー〟!
世界16カ国で翻訳、中国でも500万部を突破!
刊行10年目にして100万部を突破した、不朽のロング・ミリオンセラー! 二つの世界的大企業・京セラとKDDIを創業し、JALを再生に導いた「経営のカリスマ」が、その成功の礎となった「人生哲学」をあますところなく語りつくした一冊。
夢をどう描き、どう実現していくか? 人間としてもっとも大切なこととは何か? ――サッカー日本代表の長友佑都選手、野球日本代表監督の小久保祐紀氏などトップアスリートも座右の書としてその名を挙げる、「究極の人生論」。
目次より
第1章 思いを実現させる
第2章 原理原則から考える
第3章 心を磨き、高める
第4章 利他の心で生きる
第5章 宇宙の流れと調和する
著者紹介
1932年、鹿児島生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミツク株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。また、84年に第二電電(現KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。10年には日本航空会長に就任。代表取締役会長、名誉会長を経て、15年より名誉顧問。1984年には稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々の顕彰を行う。2022年逝去。
著書に『京セラフィロソフィ』『心。』(ともに小社)、『働き方』(三笠書房)、『考え方』(大和書房)など、多数。
担当編集者より一言
まさに満を持しての刊行! 本書の企画書を出したのが、なんと7年も前のこと。その後、ご縁をいただいて、やっと刊行の運びとなりました。稲盛先生は当代では最高峰の経営者です。その成功の根っこともいえる「生き方」が満載した本書は、とても勉強になります。けっして経営の話ばかりではなく、どんな人にもあてはまる「生き方」の根本を教えてくれるからです。人間として正しいことを追求すべし、というメッセージは、混沌とした世の中に一筋の光を与えてくれるでしょう。もちろん、読み物としても、とても面白い内容に仕上がっています。ぜひ書店にて手にとっていただければと思います!
読者さまの声
還暦の今年、この本に出会えた事に感謝。一点の心の曇りのない著者の一言一言、迷わずこれからの人生を歩めそうな力が出ました。精進を重ねていきたいと思います。(秋田県・主婦・女性・60歳)
平易な文章にして、あらゆる人にわかりやすく丁寧に書かれた物であると感じました。稲盛さんの分に深い仏教の知識を感じ、勉強しようと思いました。この本をバッグにずっとしのばせておこうと思います。(福岡県・会社員・女性・32歳)
経営者が書いたとは思えないような哲学書だった。中国でもベストセラーと聞いて、どんな本かと思い購入。「人として」どのように生きるべきかということを問うていたので、国を越えて読まれていく理由がわかった。(兵庫県・女性・26歳)
一見、難しい内容の本と思いましたが、読み進めると稲盛さんの言葉でそっと寄り添うように執筆されていました。読み終えたときは自然と温かい気持ちになりました。稲盛さんの言葉を胸に刻み、人生を歩んでいきたいと思います。(東京都・大学生・女性・21歳)
現在の自分の生活を振り返り、反省する点が実に多いことに気づいた。この本を生きるうえで教科書的な存在ととらまえ、これからも幾度となく繰り返し読んでいきたいと思った。人生の喜びは労働で得られる喜びにまさるものはないとあるが、全くその通りだと思う。今以上に一生懸命、仕事に励もうと思いました。(鹿児島県・会社員・男性・56歳)
大企業の社長でも、苦労や努力をしていて、苦境にあっても前を見つづける姿勢は見事だと思いました。未来を見据えながら、いい行いをしていきたいです。(愛知県・会社員・女性・32歳)