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はげます技術
著者:あさくらゆかり
ISBN978-4-7631-3179-9 C0030
四六判並製 本文220ページ
2012年6月30日初版発行
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「3つのS」であなたの大切な人が
笑顔になる! 元気になる!
家族や友人、恋人など、大切な人が悩み、苦しんでいるとき、「助けてあげたい」「力になりたい」と思うのが人の心というもの。しかし、「はげます」という行為は、ときにそうした気持ちだけではどうにもならないことがあります。その典型例こそが、うつ病の方に「がんばれ!」と声をかけることなのです。
誰かを本当にはげますには、気持ちだけでなく技術が必要です。こう書くと、まるで“うまい言葉”や“気の利いたセリフ”が必要なのかと思われるかもしれませんが、そうではありません。ここでいう「技術」とは、もっと基本的な、それでいて意外と見逃されがちな相手との接し方や心構えのこと。本書ではそれを「3つのS」と呼んでいます。
この、プロだけが知っている「3つのS」を実践すれば、必ずやあなたの大切な人は笑顔を取り戻し、元気になるはずです。身近にはげましたい人がいる方は、ぜひ読んでみてください。
目次より
○世界中が否定しても、あなただけは味方でいてあげて
○話があふれ出す効果的な相づちとは?
○絶対にやってはいけない「話す気をなくす聞き方」
○たったの三文字だけれど致命的、カウンセラー失格の一言
○この順番で質問すると人の心がみるみるわかる
○相談されることが快感になってはいけない理由
○なぜ身内ほどカウンセリングがむずかしいのか?
著者紹介
1968年東京都生まれ。幼稚園教諭として働きはじめ、その後、保育士や小学校の学級支援員を務める。2006年から、(株)kikiwellが運営するキキウェルメンタルヘルスサービスに所属し、リスニングスタッフとして24時間体制の電話による話し相手サービス「聞き上手倶楽部」の提供を始めた。翌年にはうつ病専門の電話カウンセリング「ユカリズルーム」、お母さん専門の電話カウンセリング「スマイルルーム」を立ち上げ、室長を務めている。
“相手の顔が見えない”というカウンセリングとしてはむずかしいシチュエーションながらも、クライアントの満足度は非常に高く、リピーター率は82%。これまでに3000人以上の心のくもりを晴らし、笑顔を取り戻してきた彼女のもとには、毎日電話をかけてくるクライアントも多く、性別・年齢を問わず人気の電話カウンセリングサービスとなっている。
担当編集者より一言
読者さまの声
教師という仕事柄、ひたすら「がんばれ」を繰り返してきました。それが良かったのか?と考えさせられました。「3つのS」で第1番目が「承認」。認められたいという欲求ががんばれ!だけでは満足させられません。今後の言葉がけを変えねばと感じています。表紙の傘のイラストがシンプルで印象に残ります。雨にも負けずがんばれ、ではんく、そっと傘を差し出したり貸してあげられる人になりたいというイメージでしょうか。(栃木県・公務員・女性・53歳)
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