
 書き下ろしイラストを描いていただきました。
ユキさんが「最近がんばっている」という、
日課のひとつ。 |
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――お母さんがご病気になったとき、どのように思われましたか?
発症の時は幼すぎて、よくわかりませんでした。
ただ子ども心になんとなく不安だったような気がします。
――介護を続けるユキさんの「支え」は何だったのでしょうか?
二つあります。一つは「ユキを産んだときが一番幸せだった」と一貫して言い続けた母の言葉です。母に対して嫌な感情が沸いたとき、この言葉を思い出すことで母への愛情を取り戻していました。この言葉は「私と母の支え」です。
そして、二つ目は「漫画」です。どんなにつらくても、漫画を描いているときだけは楽しい時間を過ごすことができました。つまり、私自身の「心の支え」です。これがあったから今まで心が壊れずに生きてきたんだと思います。これからもずっと、死ぬまで漫画を描いていきたいと思っていますね。
――正直、お母さんを「もうイヤだ」と思ったことはありましたか?
子どもの頃はどんなにつらい状況でも思いませんでした。しかし、大人になってからは母の暴力と暴言がある度に「もうイヤだ」と思うことはありましたね。
憎むべきは病気とわかっていても、母のせいで何にもできない状態になると、母の存在を疎ましく思ってしまったり……。かなり辛かったです。 |
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